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採算の良いラインに絞った展開を検討

東芝松下ディスプレイテクノロジー、中小型有機ELの量産開始を延期

公開日 2009/03/26 16:14 Phile-web編集部
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東芝松下ディスプレイテクノロジー(株)は、今年10月を予定していた(関連ニュース)石川工場での中小型有機ELパネル量産開始を延期する。同社広報によれば「現在検討中だが、少なくとも半年以上は延期になる見込み」とのことだ。

同社が「FPD International 2008」で出展していた寿命約6万時間・低消費電力の有機ELディスプレイ

さらに同社広報は「現在全体的にニーズが減ってきている状態にある。これに合わせて生産コストなどを見直した結果、延期を検討することになった。有機ELのほか、液晶でも魚津工場の閉鎖などをおこなうなど、全体的に採算のいいラインに絞った展開を検討している」とコメントしている。

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