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「内蔵32GB+SDカード」のWメモリー機

ビクター、高画質&高性能のハイクラス“Everio”「GZ-HM400」を発売

公開日 2009/07/30 09:33 Phile-web編集部
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日本ビクター(株)は、32GBの内蔵メモリーとSDカードスロットに動画と静止画が記録できるデジタルビデオカメラ“Everio”の新製品「GZ-HM400」を8月上旬に発売する。


「GZ-HM400」(ブラック)

「GZ-HM400」(チタンシルバー)
価格はオープンだが、110,000円前後での販売が予想される。カラーバリエーションはチタンシルバーとブラックの2色。

本機は同社のJVCブランドで発売される民生用ビデオカメラの第2弾モデル。デザインと機能にこだわりを持つ男性ユーザーをターゲットにした「GZ-X900」(関連ニュース)、歴代最小・最軽量サイズを実現し、女性ユーザーも楽しめるコスメティックも充実させた「GZ-HD300/HD320」(関連ニュース)に対して、本機は“高画質・高性能・かんたん操作”をコンセプトに掲げるファミリー向けハイクラスモデルに位置づけられる。


サイドパネルには「JVC」のブランドロゴを刻印
本体搭載の機能は先行発売の「GZ-X900」をベースに、本機ならではの魅力も加えられている。撮像素子は大型サイズの1/2.33型 総画素1,029万画素CMOSセンサーを搭載。水平解像度1080TV本、1920フルHD動画撮影を可能にした。またRGB原色フィルターの配列をRとBの比率を高めた“ベイヤー配列”とし、画素補間なしのリアル9メガ静止画撮影も実現している。

画像処理エンジンは「HDギガブリッドプレミアム II」を採用。CMOSセンサーから出力される多画素の映像情報を、そのままの情報量で処理できる“スーパーハイバンドプロセッサー”を搭載し、CMOSセンサーとの連携により高品位な動画と静止画の撮影を可能にしている。映像の記録形式はAVCHD(H.264)となり、撮影モードは平均約24Mbpsの高ビットレート記録が可能な「UXPモード」のほか、「XPモード」(約17Mbps)、「SPモード」(約12Mbps)、「EPモード」(約5Mbps)の4種類。

撮影モードは平均約24Mbps記録対応の「UXP」のほか、4種類から選べる

新開発のコミカミノルタHDレンズを搭載


パネル内部にSDカードスロットや各種操作ボタンを配置

本機もレーザータッチオペレーションを採用
レンズは新開発のコミカミノルタHDレンズを採用。8群11枚のレンズ構成中、3枚の非球面レンズを効果的に配置し、収差を抑えることで画面の隅々まで解像度の高い映像を実現している。焦点距離は35mm換算で、動画48.5mm〜485mm、静止画38.3mm〜383mm(4対3時)。開放F値はF2.8〜F4.5となる。光学10倍のズームに対応しながら、業務用ビデオカメラ「GY-HM100」(関連ニュース)にも採用された、2枚のプリズムによる独自の光学手ブレ補正システムにより、ワイド端からテレ端まで安定した補正効果を実現している。

機能面では、最大600fpsの高速撮影が楽しめるハイスピードムービー撮影機能を搭載。風船の割れる様子やゴルフボールを打った瞬間などの一瞬の動きを高速シャッター撮影し、スローモーションで再生できる「スーパースローモーション」機能と合わせて楽しめる。撮影モードは600fps(解像度640×72ドット、録画時間2.8秒)、300fps(480×116ドット、録画時間4.8秒)、120fps (480×270ドット、録画時間4.7秒)の3種類から選べる。


最速600fpsまでのハイスピードムービー撮影を実現
決定的瞬間が高画質に撮影できる、リアル9メガ写真の高速連写機能も実現。0.067秒(1/15秒)間隔で最大6枚の高速連写が楽しめる。1920フルHD動画の撮影中に本体の「Snap Shot」ボタンを押して、リアル5.3メガ写真を同時撮影することもできる。また撮影スタンバイ中は0.017秒(1/60秒)間隔で11枚の高速連写も行える。

基本操作からこだわりのマニュアル操作まで、ユーザー目線の簡易なオペレーションを実現した点も本機の特徴。ホールド性を高めたレザー調仕上げのソフトグリップや、シーソー式ズームレバーにより使いやすさを高めている。またレンズ側にマニュアル操作時の「明るさ」「フォーカス」設定が行えるマルチファンクションダイヤルを搭載したほか、モニター側には「絞り」「シャッタースピード」の設定が呼び出せるダイレクトコントロールボタンを配置。よく使う機能を登録できる「ユーザーボタン」も設け、カスタマイズ性能も向上させている。他にも10種類の撮影シーンセレクト機能や顔検出、オートレンズカバーなど使いやすい機能も充実。モニターフレームには独自のレーザータッチオペレーションを配置してズムーズな操作を可能にしている。

マニュアル/オートの切替はサイドパネルのメニューから簡単に行える

マニュアル撮影時に真価を発揮するマルチファンクションダイヤル


レザー調仕上げのソフトグリップを採用

滑らかなズーム操作を実現するシーソー式ズームレバー。マニュアル撮影時に便利なダイレクトコントロールボタンも配置する
その他、同社のオーディオ機器で実績を築いた高音質化技術である「K2テクノロジー」も、同社のデジタルビデオカメラとして初めて採用された。これにより撮影された動画の音声も高音質に再生できる。本体搭載のマイクはステレオ記録対応。また、同社オリジナルのアプリケーションソフト「Everio MediaBrowser」を同梱しており、撮影した動画をPCから簡単にYouTubeにアップロードできるほか、iTunesへのエクスポート機能も搭載し、本機で撮影した動画をiPodなどに転送して持ち歩くことも可能だ。同梱のバッテリーはフル充電で連続約2時間25分の撮影が楽しめる。

トップにはマイクを内蔵。別途マイクを外付できる

後部にバッテリーパックを装着。HDMI端子等も配置されている

【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17

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トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドVICTOR
  • 型番GZ-HM400
  • 発売日2009年8月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
●動画記録方式:MPEG-4 AVC/H.264 ●音声:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:総画素数1,029万画素1/2.33 型CMOS センサー(有効画素数:動画498万画素/静止画/896万画素) ●レンズ:光学10倍 コニカミノルタHDレンズ ●最低被写体照度:9ルクス ●液晶モニター:2.8型(20.7万ドット) ●記録メディア:内蔵メモリー、SDHCカード/SDカード ●入出力端子:USB(ミニ)、HDMI出力(ミニ、CEC対応)、コンポーネント出力、AV出力、DC入力(コンポーネント出力、AV出力はエブリオドックのみ) ●消費電力:4.0W(液晶バックライト標準時/XPモード時) ●外形寸法:67W×72H×141Dmm(バッテリー含む) ●質量:約485g