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CEATEC JAPAN 2009レポート

三菱電機、BD録画機能搭載“REAL”「BHRシリーズ」にハイライト − 業務用大型有機ELディスプレイも

公開日 2009/10/06 19:22 Phile-web編集部
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三菱電機はコンシューマ向け最新商品群と、業務用製品・技術を一堂に集めた展示内容となっている。液晶テレビ“REAL”のフルラインナップや、業務用の大型有機ELディスプレイにスポットが当てられている。


“REAL”「BHRシリーズ」

“REAL”「MZWシリーズ」
ブース正面には液晶テレビ“REAL”シリーズの最新ラインナップ全機種が集められた。テレビ本体にHDDとBDディスクへの録画・再生機能を一体化した“BHRシリーズ”や、超解像技術「DIAMOND HD」による高画質や、DIATONEスピーカーの開発で培ったノウハウを投入したフラグシップモデル”MZWシリーズ“がメインを飾る。”MZWシリーズ“の音質を体験できるシアタールームも特設されている。


82V型 3D対応リアプロジェクションテレビ

アクティブシャッター方式のメガネで視聴する
三菱電機も3Dシアターを用意した。同社が北米地域で既に販売をしているDLPリアプロジェクションテレビによるデモを見ることができる。本製品は8月に同社がディーラーとマスコミ限定で開催した新商品内覧会にも出展されたもので(関連ニュース)、会場には82V/60V型のテレビが用意され、来場者は配布されるアクティブシャッター方式の3Dメガネで視聴が楽しめる。またこちらは本日撮影が禁止されていたため写真で紹介することができなかったが、北米で発売されている、レーザー光源を用いた65V型の3D対応DLPリアプロジェクションテレビ「L65-A90」も出展されている。ただし、本日は2D映像によるデモのみが行われていたため、3D映像の表示性能を確認することはできなかった。

液晶プロジェクター「LVP-HC6800」。今回は残念ながらプロジェクターの視聴ブースは設けられていなかった

LVP-HC3800


BDレコーダー「DVR-BZ330」
その他、独自の超解像技術を採用した画像処理LSI「ギガクリア・エンジン」を搭載する“VISEO”シリーズの液晶モニター試作機も出展されていたが、こちらも本日は撮影不可のため写真をご紹介することはできない。試作機は24.1型のマルチメディアディスプレイ。独自の動画ブレ補正技術「MP ENGINE II」に加えて、新たに超解像処理技術が搭載される。超解像処理の効果設定も10段階+OFFから細かく選択することが可能。展示説明員によれば「そう遠くないタイミングで商品化の発表を予定している」という。


有機ELスケーラブルディスプレイを参考出品

小型の有機ELユニットを合体させて大画面映像装置を組み上げる
また業務用の有機ELスケーラブルディスプレイもメイン展示のひとつとしてスポットが当てられている。こちらは10cm四方の小型・有機ELユニットを組み合わせて大型の映像装置を構成する仕組みを採用しており、主にデジタルサイネージやパブリックスペースのモニター用途を想定して開発された製品だ。目地レス・スケーラブルなユニットの特徴を活かして、いくつものユニットをつなげて自由にサイズ設定ができる点を特徴として訴求する。同社独自の映像技術による高輝度・高コントラスト・高画質を実現しているという。

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