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コアは従来品から40パーセント以上の処理性能アップを実現

日本TI、DaVinci技術搭載の1080p/30fpsエンコード対応ビデオ・プロセッサを発表

公開日 2010/04/15 17:15 ファイル・ウェブ編集部
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日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、DaVinci(ダヴィンチ)テクノロジーを搭載し1080p/30fps信号のエンコードに対応したビデオ・プロセッサ「TMS320DM368」を発表。1,000ユニット29ドルの参考価格でサンプル出荷を開始している。

ビデオカメラやデジタルサイネージなどのビデオ・アプリケーション用途のプロセッサ。VC1、MPEG2、MPEG4、 MJPEG、H.264を含む様々なHDビデオ・フォーマットにて1080p 30fpsまでのエンコード処理に対応する。また、マルチフォーマット・デコード、マルチレート・マルチストリーム、HDマルチチャネルにも対応している。

コアには「ARM926EJ-S」を搭載。従来品から40パーセント以上の処理性能アップを実現した。また、ビデオのエンコード/デコード処理をHDビデオ・アクセラレータ(同プロセッサ上に集積)側で実行することにより、システム・パフォーマンスを最適化させるという。

そのほか、ISPソフトウェアも実装。ビデオぶれ防止、顔検出、ノイズフィルタリング、オート・ホワイトバランス、オートフォーカス、オート露出、エッジ強調などの機能を実装可能にした。

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