新構造デバイスで青紫色レーザ事業に参入
ルネサス、BD再生・記録用途の青紫色半導体レーザーダイオードを開発
ルネサス エレクトロニクス(株)はBDディスクの再生・記録用として、新構造を採用した青紫色半導体レーザーダイオードを開発し、同事業に参入する。
今回同社が開発したデバイス「NV4A61MF」は、光導波路を半導体素子内部に作りこむ新たな「インナーストライプ」構造を採用しており、高出力かつ量産性に優れた特性を備えている。新しいデバイスは8倍速書き込みに対応できる350mWの光出力を85度の高温まで安定して発振できることや、低出力から高温・高出力域まで電流・光出力特性の直線性に優れていること、さらにはBD再生時に課題となるレーザーの雑音を1/3以下に低減していることなどが大きな特徴としてあげられている。サンプル出荷は既に開始されており、サンプル価格は2,000円。本年8月からは量産をスタートする。
今回同社が開発したデバイス「NV4A61MF」は、光導波路を半導体素子内部に作りこむ新たな「インナーストライプ」構造を採用しており、高出力かつ量産性に優れた特性を備えている。新しいデバイスは8倍速書き込みに対応できる350mWの光出力を85度の高温まで安定して発振できることや、低出力から高温・高出力域まで電流・光出力特性の直線性に優れていること、さらにはBD再生時に課題となるレーザーの雑音を1/3以下に低減していることなどが大きな特徴としてあげられている。サンプル出荷は既に開始されており、サンプル価格は2,000円。本年8月からは量産をスタートする。