オンキヨー製アプリはDSD/ハイレゾ再生対応
【CES】オンキヨー、初の本格ヘッドホンに加え「Gibson」ヘッドホン3種も公開
オンキヨーと米Gibson Guitar Corp.(ギブソン)は資本・業務提携を行っているが(関連ニュース)、その成果を今回の2013 International CESでも見る事ができた。
ラスベガスコンベンションセンターのビルの前には広大な敷地があり、ここに各社がトレーラーなどを置いて即席のブースを展開しているのだが、ギブソンは大型のテントを設置。テント内で新製品を公開した。
テント内にはギブソンのギターだけでなくオンキヨーのコンポも置かれ、オンキヨーと資本・業務提携しているティアックの“Reference 501"シリーズも置かれていた。
さて、オンキヨーブランド製品の今回の目玉は、同社として初となる本格ヘッドホンとイヤホンだ。テントの入り口には、オンキヨーのヘッドホンをかたどった巨大なビニール製のオブジェが置かれるなど、かなり力が入った製品ということがわかる。
昨日ニュースでお伝えしたこの製品が、早速ブース内に置かれていた。なお同社説明員によると、ヘッドホンとイヤホンは、ともに第1四半期に発売する予定。日本でも販売する計画があるか尋ねたところ、「I believe so.」とのことだった。なお新製品は、弊社主催のイベント「ホームシアター&プレミアムヘッドホンフェア2013 in 代官山」で聴くことができる(関連ニュース)。
ヘッドホンは「ES-HF300」「ES-FC300」の2機種で、違いはケーブル。HF300は6Nの無酸素銅を採用した、絡みづらいクリアエラストマーケーブル(ケーブル長1.2m)を採用。FC300もリケーブル対応で、フラットタイプのケーブルを同梱。どちらもMMCXコネクターを採用しており、ケーブルを着脱して交換できる。価格はHF300が179ドル、FC300が149ドルとのこと。
両機は直径40mmのチタニウムドライバーを搭載。ドライバーの後方にサブチャンバーを設けて低音再生力を強化した。再生周波数帯域は10〜27,000Hz、最大入力は1,000mWで、インピーダンスは32Ω。
イヤホンは「IE-HF300」「IE-FC300」の2機種で、こちらも違いはケーブル。IE-HF300は6N銅ケーブルを、IE-FC300は絡みづらいエラストマーケーブルを採用している。価格はHF300が129ドル、FC300が99ドル。
14.3mmのダイナミックドライバーを搭載しており、ハウジングはアルミニウム製。なめらかな低音と、開放感がありナチュラルな中音域を特徴としている。
ヘッドホン/イヤホンの開発にあわせ、オンキヨーは独自のスマートフォン/タブレット向けアプリを開発した。デモしていたのはiOS版だが、Android版も用意する予定という。
アプリは非常に多機能で、DSDやPCM/FLACなどのハイレゾファイル再生にも対応する。さらにアプリで、96kHzまたは192kHzへのアップサンプリングを行うこともできる。またイコライザーでは、HDイコライザーとSDイコライザーを選択可能。HDイコライザーはCPUパワーを多く消費するという。また、ヘッドホンやイヤホンの特性に合わせて最適化する「Onkyo Optimized」機能も備える。
実際にヘッドホンの音を聴いてみたところ、低域がリッチで、かなり沈み込むが、膨れた印象はなく、かなり好印象。中域から高域にかけてもクリアで見通しが良く、全体としての音のまとまりも良い。装着感については、側圧は若干強めだが違和感を感じるほどではなく、ぴったりとフィットしそうだ。
さて、会場内で目を引いたのが、Gibsonブランドのヘッドホン3機種。どれもギブソンのギターを模した模様がイヤーカップにあしらわれており、ギターファンは垂涎ものだろう。いずれも「POWERED BY ONKYO」という文字がプリントされており、「ES-HF300」「ES-FC300」をベースにしたものと考えられる。説明員によると試作機とのことだが、デザインの完成度は非常に高く、ぜひ正式な発売を期待したい。
ほかには、Gibson傘下のジュークボックスメーカー「Wurlitzer」のブランドを使ったオーディオシステムも展示された。こちらもプロトタイプとのことだが、ユニークなデザインは注目を集めそうだ。
ラスベガスコンベンションセンターのビルの前には広大な敷地があり、ここに各社がトレーラーなどを置いて即席のブースを展開しているのだが、ギブソンは大型のテントを設置。テント内で新製品を公開した。
テント内にはギブソンのギターだけでなくオンキヨーのコンポも置かれ、オンキヨーと資本・業務提携しているティアックの“Reference 501"シリーズも置かれていた。
さて、オンキヨーブランド製品の今回の目玉は、同社として初となる本格ヘッドホンとイヤホンだ。テントの入り口には、オンキヨーのヘッドホンをかたどった巨大なビニール製のオブジェが置かれるなど、かなり力が入った製品ということがわかる。
昨日ニュースでお伝えしたこの製品が、早速ブース内に置かれていた。なお同社説明員によると、ヘッドホンとイヤホンは、ともに第1四半期に発売する予定。日本でも販売する計画があるか尋ねたところ、「I believe so.」とのことだった。なお新製品は、弊社主催のイベント「ホームシアター&プレミアムヘッドホンフェア2013 in 代官山」で聴くことができる(関連ニュース)。
ヘッドホンは「ES-HF300」「ES-FC300」の2機種で、違いはケーブル。HF300は6Nの無酸素銅を採用した、絡みづらいクリアエラストマーケーブル(ケーブル長1.2m)を採用。FC300もリケーブル対応で、フラットタイプのケーブルを同梱。どちらもMMCXコネクターを採用しており、ケーブルを着脱して交換できる。価格はHF300が179ドル、FC300が149ドルとのこと。
両機は直径40mmのチタニウムドライバーを搭載。ドライバーの後方にサブチャンバーを設けて低音再生力を強化した。再生周波数帯域は10〜27,000Hz、最大入力は1,000mWで、インピーダンスは32Ω。
イヤホンは「IE-HF300」「IE-FC300」の2機種で、こちらも違いはケーブル。IE-HF300は6N銅ケーブルを、IE-FC300は絡みづらいエラストマーケーブルを採用している。価格はHF300が129ドル、FC300が99ドル。
14.3mmのダイナミックドライバーを搭載しており、ハウジングはアルミニウム製。なめらかな低音と、開放感がありナチュラルな中音域を特徴としている。
ヘッドホン/イヤホンの開発にあわせ、オンキヨーは独自のスマートフォン/タブレット向けアプリを開発した。デモしていたのはiOS版だが、Android版も用意する予定という。
アプリは非常に多機能で、DSDやPCM/FLACなどのハイレゾファイル再生にも対応する。さらにアプリで、96kHzまたは192kHzへのアップサンプリングを行うこともできる。またイコライザーでは、HDイコライザーとSDイコライザーを選択可能。HDイコライザーはCPUパワーを多く消費するという。また、ヘッドホンやイヤホンの特性に合わせて最適化する「Onkyo Optimized」機能も備える。
実際にヘッドホンの音を聴いてみたところ、低域がリッチで、かなり沈み込むが、膨れた印象はなく、かなり好印象。中域から高域にかけてもクリアで見通しが良く、全体としての音のまとまりも良い。装着感については、側圧は若干強めだが違和感を感じるほどではなく、ぴったりとフィットしそうだ。
さて、会場内で目を引いたのが、Gibsonブランドのヘッドホン3機種。どれもギブソンのギターを模した模様がイヤーカップにあしらわれており、ギターファンは垂涎ものだろう。いずれも「POWERED BY ONKYO」という文字がプリントされており、「ES-HF300」「ES-FC300」をベースにしたものと考えられる。説明員によると試作機とのことだが、デザインの完成度は非常に高く、ぜひ正式な発売を期待したい。
ほかには、Gibson傘下のジュークボックスメーカー「Wurlitzer」のブランドを使ったオーディオシステムも展示された。こちらもプロトタイプとのことだが、ユニークなデザインは注目を集めそうだ。