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東芝セミコン、液晶テレビ向け高画質化ICを開発

公開日 2013/08/27 17:01 ファイル・ウェブ編集部
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TC90232XBG
東芝 セミコンダクター&ストレージ社は、液晶テレビ/モニター向けの高画質化信号処理IC「TC90232XBG」を開発。2013年12月より量産出荷をスタートする。

本製品はフルHDおよびWXGA解像度に対応。東芝独自のアルゴリズムによる超解像処理技術を搭載し、画像の精細感を改善可能とのこと。また、画像情報を解析し、エッジ部と平坦部を検出してノイズリダクション処理を行うことで、ランダムノイズやデジタル圧縮を行うとエッジ近傍に発生するモスキートノイズを軽減できるとのことだ。

さらに、画像のハイライト部分や光沢部分を強調することができる「ハイライトエンハンサー」と、カラーマネジメント処理やガンマ補正処理等の画質調整機能を備え、液晶パネルに合わせた調整が可能という。

パッケージは13×13mmと小型。I2C BUS制御およびLVDS入出力に対応しているので、従来システムへの機能追加が容易な点も特徴としている。また外付けDDRメモリは不要となる。

【問い合わせ先】
東芝 セミコンダクター&ストレージ社
ロジックLSI営業推進担当
Tel/044-548-2110

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