“可動式ディスプレイ”の「Bendable UHD TV」も
<IFA>サムスン、105型湾曲5Kテレビ&湾曲サウンドバーなど“湾曲ソリューション”アピール
IFA 2014に出展するサムスンは、スマートデバイスおよびウェアラブル製品の発表を行ったイベント「Samsung UNPACKED 2014 Episode 2」に引き続き、4日にはオーディオ&ビジュアル関連製品などについて発表するプレスカンファレンスを開催した。
発表会に登壇したSamusung Electronics Europe President SUNNY LEE氏は、「サムスンは世界のテレビ市場で60%以上のシェアを持つマーケットリーダーである」と述べ、「これから私たちがテレビの新しいカテゴリー“Curved UHD TV”を作り、拡大させていく」とコメント。続いて、湾曲形状を採用した同社のテレビ関連製品“Curved Solutions”を発表した。
“Curved Solutions”のラインナップは大きく3種類で、105型サイズの大型ディスプレイを搭載した5K仕様テレビが2機種、湾曲テレビに組み合わせられる湾曲形状の8.1chサウンドバーが1機種となる。
105型テレビのうち、1機種は欧州市場で7月に発売を開始している製品で、今年1月のCESでも出展されていたモデル。液晶解像度は5,120×2,160の5K仕様で、ディスプレイは21対9のシネスコサイズを採用した湾曲形状としている。今回のカンファレンスでは、「テレビが新しいシネマになる」と、自宅で高品位な映像体験が実現できることをアピールしていた。本機の発売開始により、欧州におけるサムスンの湾曲テレビは48型から105型まで幅広いラインナップが揃った。
購入者が4Kコンテンツを楽しめるよう、20世紀FOXなどが提供する4K収録作品をおさめた500GBの「SAMSUNG UHD Video Pack」も用意している。そのほかにも「Amazon」や「NexFlex」などのVOD配信事業者とパートナーシップを組んでおり、4Kに最適化した作品の視聴に対応している。
もう1つの105型5Kテレビは、ボタンを押すと、通常のフラットパネル型液晶テレビのディスプレイがせり出して湾曲ディスプレイに変形する“可動式ディスプレイ”の「Bendable UHD TV」。時期は未定だが今回正式に欧州市場への投入が発表された。
本機も、ディスプレイは21対9のシネスコサイズを採用した湾曲形状としている。サムスンとしては、フラット型と湾曲型の2種類の形状に対応することで、視聴コンテンツにあわせて最適なディスプレイ形状を選べるとアピール。なお、湾曲形状にしたときの曲率は4200R。サムスン独自の高画質技術も搭載しており、画質を最適化しているほか、UHDアップスケーリング機能も搭載する。
加えて、55/65型サイズのサムスン製湾曲テレビと組み合わせられる湾曲形状の8.1chサウンドバー“Curved SOUNDBAR”「HW-H7500/7501」も新たに発表された。テレビの下に設置してテレビスタンドとして使用できるほか、壁面に取り付けて設置することもできる。
筐体はアルミ製で、本体奥行き42mmのスリムなデザインとしている。内部は中低域を忠実に再現するようチューニングを行い、歪みを抑えて高品位なサラウンド再生を実現するよう配慮しているとのことだ。Bluetooth機能も搭載する。
これらの製品をアピールし、LEE氏は「サムスンが湾曲UHD TVカテゴリーを牽引し、市場の拡大を目指していく」と語っていた。
発表会に登壇したSamusung Electronics Europe President SUNNY LEE氏は、「サムスンは世界のテレビ市場で60%以上のシェアを持つマーケットリーダーである」と述べ、「これから私たちがテレビの新しいカテゴリー“Curved UHD TV”を作り、拡大させていく」とコメント。続いて、湾曲形状を採用した同社のテレビ関連製品“Curved Solutions”を発表した。
“Curved Solutions”のラインナップは大きく3種類で、105型サイズの大型ディスプレイを搭載した5K仕様テレビが2機種、湾曲テレビに組み合わせられる湾曲形状の8.1chサウンドバーが1機種となる。
105型テレビのうち、1機種は欧州市場で7月に発売を開始している製品で、今年1月のCESでも出展されていたモデル。液晶解像度は5,120×2,160の5K仕様で、ディスプレイは21対9のシネスコサイズを採用した湾曲形状としている。今回のカンファレンスでは、「テレビが新しいシネマになる」と、自宅で高品位な映像体験が実現できることをアピールしていた。本機の発売開始により、欧州におけるサムスンの湾曲テレビは48型から105型まで幅広いラインナップが揃った。
購入者が4Kコンテンツを楽しめるよう、20世紀FOXなどが提供する4K収録作品をおさめた500GBの「SAMSUNG UHD Video Pack」も用意している。そのほかにも「Amazon」や「NexFlex」などのVOD配信事業者とパートナーシップを組んでおり、4Kに最適化した作品の視聴に対応している。
もう1つの105型5Kテレビは、ボタンを押すと、通常のフラットパネル型液晶テレビのディスプレイがせり出して湾曲ディスプレイに変形する“可動式ディスプレイ”の「Bendable UHD TV」。時期は未定だが今回正式に欧州市場への投入が発表された。
本機も、ディスプレイは21対9のシネスコサイズを採用した湾曲形状としている。サムスンとしては、フラット型と湾曲型の2種類の形状に対応することで、視聴コンテンツにあわせて最適なディスプレイ形状を選べるとアピール。なお、湾曲形状にしたときの曲率は4200R。サムスン独自の高画質技術も搭載しており、画質を最適化しているほか、UHDアップスケーリング機能も搭載する。
加えて、55/65型サイズのサムスン製湾曲テレビと組み合わせられる湾曲形状の8.1chサウンドバー“Curved SOUNDBAR”「HW-H7500/7501」も新たに発表された。テレビの下に設置してテレビスタンドとして使用できるほか、壁面に取り付けて設置することもできる。
筐体はアルミ製で、本体奥行き42mmのスリムなデザインとしている。内部は中低域を忠実に再現するようチューニングを行い、歪みを抑えて高品位なサラウンド再生を実現するよう配慮しているとのことだ。Bluetooth機能も搭載する。
これらの製品をアピールし、LEE氏は「サムスンが湾曲UHD TVカテゴリーを牽引し、市場の拡大を目指していく」と語っていた。