新機能「新番組おしらせ」なども搭載
パナソニック、6番組同時録画が可能なBDレコーダー“DIGA”「DMR-BRG2010」
また、4K/30pアップコンバートにも対応。4Kカメラで撮影され、ハイビジョンで放送されている高解像度なドキュメンタリーやドラマ番組などを美しく表現できるとも説明している。
さらに、高画質BDソフトの制作を多数手がけるパナソニックの研究開発拠点、パナソニックハリウッド研究所(PHL)で培った技術を応用した高度な映像処理だという「リアルクロマプロセッサ」にも対応。BDの映画ソフトから、音楽、ドキュメンタリー、アニメなど原画に忠実な再現を追求し、フルHDテレビとの接続でも、美しい映像が楽しめるとしている。
また、4K超解像/W超解像技術も搭載。4K映像の輝度信号と色信号を画素単位で分析・補正し、4K映像の鮮鋭感や精細感を自在に調整することができる。輝度信号と色信号の両方に対して輪郭とテクスチャを補正することにより、圧縮や伝送で失われた成分をクリアに再現するという。また、本技術は4K映像の再生に加えて、ハイビジョン映像を4Kアップコンバート出力する場合にも有効だという。
■4K動画やハイレゾ音源の保存・再生も可能
ビデオカメラなどで撮影した4K動画やハイレゾ音源を含む音楽ファイルをハードディスクに保存し再生することも可能。動画はMPEG-4 AVC/H.264:High Profile 5.1以下、ビットレート100Mbps 以下の、1,920×1,080/120p、3,840×2,160/30p、4,096×2,160/24pまでのファイルに対応している。なおハイレゾオーディオの再生にはHDMI入力/光デジタル音声入力のいずれかの端子を持つハイレゾ対応のアンプが必要。
音楽はMP3/WAV/FLAC/AAC/DSD/ALACファイルに対応。HDDに保存した音楽ファイルを、本製品で再生できるだけでなく、ミュージックサーバとしてネットワークで接続されたハイレゾ対応オーディオ機器側からも再生することができる。
また、e-onkyo musicで購入した楽曲を自動でハードディスクにダウンロードする機能も搭載。本製品にe-onkyoアカウントに関する情報を登録すると、スマートフォン等から購入済みの音楽ファイルを自動でダウンロードする。本製品とネットワークオーディオ機器をホームネットワーク接続しておけば、従来必須だったパソコンやNASを使うことなく、ハイレゾ音源のダウンロードから再生までの全てをPCレスで行えるようになる。また、電源オフの状態でも音楽を配信できる。
4K撮影動画や音楽ファイルをHDDに取り込んだ後、一時的にブルーレイディスクやSeeQVault規格のUSB-HDD1へバックアップして保管することも可能。また、今回発表したモデルのうちDMR-BRS510を除く4機種以降のモデルであれば、例えば、自宅と実家の機器など機器間でデータの共有・再生も行える。
■宅外からスマホで番組視聴も
スマートフォン等で宅外からテレビを視聴できるリモート視聴機能「外からどこでもスマホで視聴」に対応。iOSやAndroid対応のスマートフォンやタブレット端末に専用アプリの「Panasonic Media Access(メディアアクセス)」(無料)をダウンロードすると、本製品の録画番組や本製品が受信したリアルタイムの放送を外出先からストリーミング再生できる。