オヤイデ電気が「HD800」用リケーブル
【ヘッドホン祭】Cayin、ハイエンド真空管ヘッドホンアンプ/intimeはハイCPを目指した新イヤホンを参考出品
中野サンプラザで本日4月28日(土)と29日(日)の2日間にわたって開催される「春のヘッドホン祭り2018」。本稿では、Cayin、intime、オヤイデ電気などのブースをレポートしたい。
■Cayin/UNCOMMON
コペックジャパンが展開するブースでは、同社が取り扱う製品から新モデルを用意。Cayinブランドの「HA-300」は、先日発売された「HA-1A MK2」(関連ニュース)の上位モデルに位置付けられるA級真空管ヘッドホンアンプ。中国では発売済みだが、日本での発売は来場者の反応などを見て検討していきたいという。なお、中国での価格は日本円にして40万円相当。
アンプ部の本体に外部電源を別筐体としたセパレート構成で、真空管には「300B」×2、「6SN7」×2、「22DE4」×4を搭載。入力はアナログ専用で、RCAとXLRを各1系統装備する。ヘッドホン出力は6.3mmアンバランスと4ピンXLRバランスの2系統で、8W+8Wのスピーカー出力も搭載している。
UNCOMMONブランドのリケーブルから、新製品としてFItEar純正2ピンタイプも参考展示。OFC銀メッキ4芯のケーブルで、端子の取り付けはFitEarが行っているという。これから量産に入るため、7月頃の発売を目指し、価格は1万円後半を予定するとのこと。なお、本ケーブルはすでに発表され評判が良いというMMCXタイプのケーブルをベースとしており、こちらは6月頃発売で1万円半ばを予定している。
■audio-opus
エムエムシー企画が取り扱うaudio-opusブランドは、最新モデルとなるハイレゾポータブルプレーヤー「OPUS#1S」を中心にシリーズを展開。DACチップにシーラスロジック「CS43198」を採用する本機のほか、ESS製DAC搭載の「OPUS#2」、TI製DAC搭載の「OPUS#3」のサウンドを確かめることができる。
また、OPUSシリーズは4種類のDACを搭載してリリースすることが予定されており、まだ価格などまったく未定ではあるが、2018年中を目標にAKM製DACを搭載した「OPUS#4」 を発表したい、とのことだった。
■LIBRATONE
エコ・トラスト・ジャパンのブースでは、LIBRATONEブランドのBluetoothオンイヤーヘッドホン「Qadapt WIRELESS ON-EAR」やLightning接続イヤホン「Qadapt LIGHTNING IN-EAR」を展開。ともにノイズキャンセルの周囲音レベルを調整する独自技術「City Mix」を搭載しており、外音を取り込みながらの音楽リスニングを来場者が体験している様子が見られた。
なおLIBRATONEは、2018 International CESにてCityMixをベースに進化させた「CityMix II」技術を搭載したBluetoothイヤホン「TRACK + Wireless In-Ear」を出展している(関連ニュース)
■ブライトーン
ブライトーンは、今回が国内初展示となるイヤホンブランド「Alpha & Delta」の製品を展示。「DELTAシリーズ」のフラグシップモデル「D6」は独自の10mm口径ダイナミック型ドライバーを搭載するモデル。ハウジングにデュアル・エア・チェンバーを採用し、音の歪みを低減させたとする。ケーブルには8本の銀メッキ銅線(SPC)を採用。価格は15,000円を予定している。
また、DシリーズとしてIPX4の耐汗性を持つ「D2」(予価5,000円)、D2にマイク付きリモコンを搭載した「D2M」(予価5,000円)、価格を抑えながら音質を追求した「D3」(予価7,000円)などを展示。加えて、デュアルダイナミックドライバーを搭載したリケーブル対応の「AD01」(予価15,000円)もラインナップする。
ほか、Synergistc Researchのヘッドホントランスデューサー「HT Carbon」やZMF headphonesのヘッドホン「Auteur」など、同社が取り扱うヘッドホン関連製品が多数用意された。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、ZephoneやRe:cordといった同社が取り扱うリケーブルブランドの製品群を展開するとともに、同社として初となるハイエンドヘッドホン用リケーブルを参考出展した。会場ではゼンハイザー「HD800/800S」用リケーブルを用意。音の傾向や端子形状、デザインも含め、現在開発を進めているところだという。価格、発売日ともに未定。
ハイエンド市場の盛り上がりに向けて参考出展した製品で、その反応を受けて良い結果につながるようであれば、その他の製品に対応するリケーブルもラインナップしていきたいという。
■intime
オーツェイドの自社ブランドintimeのブースには、昨年末に発表されたハイブリッド型イヤホン「煌(KIRA)」「轟(GO)」を展示。独自開発の積層セラミック製ピエゾトゥイーター「VST2」と、10mmダイナミックドライバーを搭載するモデルで、「煌」はボーカル重視、「轟」は重低音重視のチューニングとしている。
会場では夏をイメージしたというカラーサンプルが用意されており、どのモデルに採用されるかは未定とのこと。また、まだ名称も未定の新モデルを参考出展。7月の発売を目標としており、価格については同ブランドの人気モデル「碧(SORA)」(4,830円/税込)よりもコストパフォーマンスを高めたい、とのこと。
■NOBUNAGA Lab
WiseTechのブースでは、同社が取り扱うNOBUNAGA Labブランドのリケーブルが勢揃い。4N純銀+7N-OCC導体採用の3.5mm-MMCXリケーブル「村正(むらまさ)」や、3.5mm4極端子採用のバランスケーブル「素戔嗚(すさのお)」や「五十猛(いたける)」など、ケーブル素材や端子の異なる様々なモデルを実際に試すことができた。
また、銀メッキOFC8芯ケーブル採用の「玄武」(3.5mm3極)、「白虎」(2.5mm4極)、「朱雀」(4.4mm5極)を参考出品。それぞれの違いは端子部のみで、価格は10,000円 - 11,000円前後で5月末頃の発売を予定している。なお、「青龍」が外されているのはQDCのBAドライバー搭載したブルーカラーのイヤホン「NEPTUNE」に合わせて製作したことから、色のイメージかぶりなどを避けるためだという。
■Mitchell and Johnson
コンチネンタルファーイーストは、Mitchell and Johnsonの静電型ドライバー「ELECTROSTATZ」およびφ40mmダイナミックドライバーをハイブリッド・ドライバーとして搭載するヘッドホンシリーズを展開する。各モデルとも同じドライバーを搭載し、ハウジング形状と素材に違いがある。セルフ・バイアス方式で微小電流で動作を可能とする「ELECTROSTATZ テクノロジー」技術により、専用アンプを用いることなく駆動できる点が特徴となる。
またデータ伝送用ケーブルからオーディオケーブルに参入したというAnalysis Plusブランドの、プレーヤー - ポータブルアンプを接続するケーブル類を展示。中空楕円構造を採用する「Golden Oval Mini」「Silver Oval Mini」「Copper Oval mini」という、それぞれ素材の異なるバージョンがラインナップされた。
■SIMGOT
SIMGOTブランドでは今後発売予定とする新製品を多数展示。4BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載するイヤホン「EM5」は、59,000円で5月中の発売を予定。6N-OCCの銀メッキケーブルを標準仕様としており、先着購入者150名にはZEPHONE製のバランスケーブルをプレゼントする予定とのこと。
ほか、2BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバー搭載イヤホン「EM3」は6月発売が目標で、価格は3万円台を予定。Bluetoothリケーブル「APT 2」は2ピン、MMCX、EMシリーズ専用のバージョンを用意し、仕様はまだ未確定だがコーデックはaptXに対応予定として6月に1万円前後での発売を見込むとしている。
■acoustic effect
acoustic effectのブースでは、同一のシングルBAドライバーを搭載しながら、ユニットに純銀線ボイスコイルを採用する、ケーブルがOFC、リケーブル対応などにモデル差を設けている「YSM-01」を始めとする現行モデルを一斉展示した。
■Cayin/UNCOMMON
コペックジャパンが展開するブースでは、同社が取り扱う製品から新モデルを用意。Cayinブランドの「HA-300」は、先日発売された「HA-1A MK2」(関連ニュース)の上位モデルに位置付けられるA級真空管ヘッドホンアンプ。中国では発売済みだが、日本での発売は来場者の反応などを見て検討していきたいという。なお、中国での価格は日本円にして40万円相当。
アンプ部の本体に外部電源を別筐体としたセパレート構成で、真空管には「300B」×2、「6SN7」×2、「22DE4」×4を搭載。入力はアナログ専用で、RCAとXLRを各1系統装備する。ヘッドホン出力は6.3mmアンバランスと4ピンXLRバランスの2系統で、8W+8Wのスピーカー出力も搭載している。
UNCOMMONブランドのリケーブルから、新製品としてFItEar純正2ピンタイプも参考展示。OFC銀メッキ4芯のケーブルで、端子の取り付けはFitEarが行っているという。これから量産に入るため、7月頃の発売を目指し、価格は1万円後半を予定するとのこと。なお、本ケーブルはすでに発表され評判が良いというMMCXタイプのケーブルをベースとしており、こちらは6月頃発売で1万円半ばを予定している。
■audio-opus
エムエムシー企画が取り扱うaudio-opusブランドは、最新モデルとなるハイレゾポータブルプレーヤー「OPUS#1S」を中心にシリーズを展開。DACチップにシーラスロジック「CS43198」を採用する本機のほか、ESS製DAC搭載の「OPUS#2」、TI製DAC搭載の「OPUS#3」のサウンドを確かめることができる。
また、OPUSシリーズは4種類のDACを搭載してリリースすることが予定されており、まだ価格などまったく未定ではあるが、2018年中を目標にAKM製DACを搭載した「OPUS#4」 を発表したい、とのことだった。
■LIBRATONE
エコ・トラスト・ジャパンのブースでは、LIBRATONEブランドのBluetoothオンイヤーヘッドホン「Qadapt WIRELESS ON-EAR」やLightning接続イヤホン「Qadapt LIGHTNING IN-EAR」を展開。ともにノイズキャンセルの周囲音レベルを調整する独自技術「City Mix」を搭載しており、外音を取り込みながらの音楽リスニングを来場者が体験している様子が見られた。
なおLIBRATONEは、2018 International CESにてCityMixをベースに進化させた「CityMix II」技術を搭載したBluetoothイヤホン「TRACK + Wireless In-Ear」を出展している(関連ニュース)
■ブライトーン
ブライトーンは、今回が国内初展示となるイヤホンブランド「Alpha & Delta」の製品を展示。「DELTAシリーズ」のフラグシップモデル「D6」は独自の10mm口径ダイナミック型ドライバーを搭載するモデル。ハウジングにデュアル・エア・チェンバーを採用し、音の歪みを低減させたとする。ケーブルには8本の銀メッキ銅線(SPC)を採用。価格は15,000円を予定している。
また、DシリーズとしてIPX4の耐汗性を持つ「D2」(予価5,000円)、D2にマイク付きリモコンを搭載した「D2M」(予価5,000円)、価格を抑えながら音質を追求した「D3」(予価7,000円)などを展示。加えて、デュアルダイナミックドライバーを搭載したリケーブル対応の「AD01」(予価15,000円)もラインナップする。
ほか、Synergistc Researchのヘッドホントランスデューサー「HT Carbon」やZMF headphonesのヘッドホン「Auteur」など、同社が取り扱うヘッドホン関連製品が多数用意された。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、ZephoneやRe:cordといった同社が取り扱うリケーブルブランドの製品群を展開するとともに、同社として初となるハイエンドヘッドホン用リケーブルを参考出展した。会場ではゼンハイザー「HD800/800S」用リケーブルを用意。音の傾向や端子形状、デザインも含め、現在開発を進めているところだという。価格、発売日ともに未定。
ハイエンド市場の盛り上がりに向けて参考出展した製品で、その反応を受けて良い結果につながるようであれば、その他の製品に対応するリケーブルもラインナップしていきたいという。
■intime
オーツェイドの自社ブランドintimeのブースには、昨年末に発表されたハイブリッド型イヤホン「煌(KIRA)」「轟(GO)」を展示。独自開発の積層セラミック製ピエゾトゥイーター「VST2」と、10mmダイナミックドライバーを搭載するモデルで、「煌」はボーカル重視、「轟」は重低音重視のチューニングとしている。
会場では夏をイメージしたというカラーサンプルが用意されており、どのモデルに採用されるかは未定とのこと。また、まだ名称も未定の新モデルを参考出展。7月の発売を目標としており、価格については同ブランドの人気モデル「碧(SORA)」(4,830円/税込)よりもコストパフォーマンスを高めたい、とのこと。
■NOBUNAGA Lab
WiseTechのブースでは、同社が取り扱うNOBUNAGA Labブランドのリケーブルが勢揃い。4N純銀+7N-OCC導体採用の3.5mm-MMCXリケーブル「村正(むらまさ)」や、3.5mm4極端子採用のバランスケーブル「素戔嗚(すさのお)」や「五十猛(いたける)」など、ケーブル素材や端子の異なる様々なモデルを実際に試すことができた。
また、銀メッキOFC8芯ケーブル採用の「玄武」(3.5mm3極)、「白虎」(2.5mm4極)、「朱雀」(4.4mm5極)を参考出品。それぞれの違いは端子部のみで、価格は10,000円 - 11,000円前後で5月末頃の発売を予定している。なお、「青龍」が外されているのはQDCのBAドライバー搭載したブルーカラーのイヤホン「NEPTUNE」に合わせて製作したことから、色のイメージかぶりなどを避けるためだという。
■Mitchell and Johnson
コンチネンタルファーイーストは、Mitchell and Johnsonの静電型ドライバー「ELECTROSTATZ」およびφ40mmダイナミックドライバーをハイブリッド・ドライバーとして搭載するヘッドホンシリーズを展開する。各モデルとも同じドライバーを搭載し、ハウジング形状と素材に違いがある。セルフ・バイアス方式で微小電流で動作を可能とする「ELECTROSTATZ テクノロジー」技術により、専用アンプを用いることなく駆動できる点が特徴となる。
またデータ伝送用ケーブルからオーディオケーブルに参入したというAnalysis Plusブランドの、プレーヤー - ポータブルアンプを接続するケーブル類を展示。中空楕円構造を採用する「Golden Oval Mini」「Silver Oval Mini」「Copper Oval mini」という、それぞれ素材の異なるバージョンがラインナップされた。
■SIMGOT
SIMGOTブランドでは今後発売予定とする新製品を多数展示。4BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載するイヤホン「EM5」は、59,000円で5月中の発売を予定。6N-OCCの銀メッキケーブルを標準仕様としており、先着購入者150名にはZEPHONE製のバランスケーブルをプレゼントする予定とのこと。
ほか、2BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバー搭載イヤホン「EM3」は6月発売が目標で、価格は3万円台を予定。Bluetoothリケーブル「APT 2」は2ピン、MMCX、EMシリーズ専用のバージョンを用意し、仕様はまだ未確定だがコーデックはaptXに対応予定として6月に1万円前後での発売を見込むとしている。
■acoustic effect
acoustic effectのブースでは、同一のシングルBAドライバーを搭載しながら、ユニットに純銀線ボイスコイルを採用する、ケーブルがOFC、リケーブル対応などにモデル差を設けている「YSM-01」を始めとする現行モデルを一斉展示した。