『Levius』は全12話で11/28配信
NETFLIXアニメ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』とは?神谷浩史「修行」島崎信長「斉木ロス」
Netflixは、今後配信を行う注目アニメ作品の最新情報を発表する「Netflixアニメラインナップ発表会2019-2020」を開催。新シリーズの配信が決定した『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』や、今冬より全世界独占配信を行う新アニメ『Levius』について、声優の神谷浩史や島崎信長(さきはたつさき)を招いてのトークイベントが実施された。
『斉木楠雄のΨ難』は週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画で、2016年7月よりアニメ化。TVシリーズは第2期まで放送され、2018年の年末に完結編が特番として放送。実写映画化なども行われた人気シリーズだ。
新シリーズとなる『Ψ始動編』は、今年のAnimeJapanにて、Netflixの「斉木楠雄のΨ難ステージ」で告知されたもの。声優に鳥海浩輔(井口工役)、東山奈央(鈴宮陽衣役)などが起用されることも発表されてきたが、2019年12月30日(月)よりNetflixにて全6話全世界独占配信されることが決定した。
『Levius』は中田春彌による漫画作品。人体と機械を融合させ戦う格闘技「機関拳闘」が行われる世界で、機関拳闘に没頭する若き闘士レビウス=クロムウェル(cv.島ア信長)を主人公に、緻密なタッチでダイナミックにバトルを描くスチームパンク作品だ。『月刊IKKI』にて2013年より連載を開始、現在は掲載誌を『ウルトラジャンプ』にて「Levius/est」として連載を続けている。
アニメーション制作は『シドニアの騎士』や『亜人』シリーズ、アニメーション映画『GODZILLA』3部作などなどで知られるポリゴン・ピクチュアズが担当。総監督は瀬下寛之、監督は井手恵介が務める。シリーズ構成は瀬古浩司、脚本は猪原健太および瀬古浩司。プロダクションデザインを田中直哉とFerdinando Patulli、キャラクターデザインは森山佑樹。音響監督は岩浪美和、音楽は菅野祐悟が担当する。本作は2019年11月28日(木)より、Netflixにて全12話全世界独占配信。
今回のステージでは、各作品の主役となる神谷浩史(斉木楠雄役)、島崎信長(レビウス役)の2人がゲストとして登壇。各作品についての魅力を語った。
『斉木楠雄のΨ難』の新シリーズ化について、神谷は「ありがたい話ですよ。過去TVシリーズを2シーズン、1時間の特番で完結編が放送されていますが、まだアニメ化されていないエピソードを全6話で作っていただける。そんな幸せな作品ある!? 」と驚きと喜びを語った。
クラスメイトである海藤 瞬を演じる島崎が「海道や燃堂(燃堂 力/cv.小野大輔)のように、感情を乗せて叫んだりできるキャラクターだと、アスリートみたいに楽しくなってくるんですよ。でも楠雄は平坦に超高速で文言を紡がないといけないので、修行ですね」と印象を述べると、それに神谷も「そう、修行」と深く頷いた。
作品が待ち望まれていることに対し、「あのしんどいアフレコブースに戻らないといけないけれど、頑張ろう」という神谷に対し、「斉木がなくなると自分が鈍ってきてないかなと思ってしまいますし、心と体に喝が入るような楽しい現場です」と斉木が終わると “斉木ロス” が始まる島崎、という作品を愛しながらもそれぞれの複雑な想いが込められたコメントが印象的だった。
収録現場については「監督が一番楽しんでいる。どれだけ原作リスペクトなんだ、というくらいセリフを一語一句入れてくる」(神谷)というように、キャストがセリフを喋れることが分かると、どんどん詰め込んできたとのこと。「3人くらいが同時に喋っているシーンでも、イヤホンやヘッドホンで聞くと、左右チャンネルで別の人が喋っていることがちゃんと分かるので試してほしい」と推奨していた。
話題が原作者の麻生周一がでんぱ組.incの古川未鈴と結婚したことに触れられると、「出会いの場に立ち会っているんですよ」と島崎。でんぱ組.incのメンバーが挨拶に来た際に、麻生周一も現場に登場したという。それを見た神谷たちの間では「僕らは関係なくて、でんぱ組さんが来たからだな」といった会話もあったとか。
斉木楠雄の注目ポイントについて、神谷は『ぼくのわたしの勇者学』との共演をピックアップ。『ぼくのわたしの勇者学』は麻生周一の漫画作品で、同作者の作品がクロスオーバーすることになる。「どこに出てきて、誰が演じているのか」に注目してほしいと語られた。
『Levius』について、島崎は「オーディションの際に漫画を拝見したら、全部一気に読んでしまいました。レビウスが孤高の戦士のような印象を受けるかもしれませんが、ザックス(CV.諏訪部順一)がすごく暖かったり、レビウスチームは仲が良いんですよ。悲壮感のある部分やドラマチックなところもありますが、見ていて前向きになれる作品ですね」と作品についての印象をコメント。
格闘アクションについても、ティザー映像では「まだまだ見せていない」という。「ずっと絶え間なく動いているんです。引きのショットでも常に動いていて、本当に試合を見ているような印象。だからこそ、戦いから生まれるドラマがより感じられると思います」(島崎)。
そして島崎が挙げる『Levius』の注目ポイントは、『過保護』。「チームメンバーのみんながレビウスへの愛に溢れている。レビウスもそれをわかっているけれど、案外わがままなところがあって、それに振り回されるみんな、という “過保護アニメ” なところをぜひ見てほしい」とアピールした。
最後に、『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』について、神谷は「騙されたと思って見てください。ギャグアニメだし、ポップなので、 “子供向けじゃん” と思われるかもしれませんが、真摯に作っているので大人でも面白いです。楽しい要素だけを詰め込んでいて、気がつくと、もっと先を見たくなります。ハードルが上がりますが、爆笑間違いなしです」とコメント。
そして『Levius』にいて島崎が「動きもそうですが、音もこだわり抜いて作られているので、打撃音や声に集中して見てみる、というふうに何度もリピートしてもらいたいですね。すべてがハイクオリティな作品です。熱くなれて、泣けて、暖かくもなれる。みんなもレビウスの過保護の一人になってくれたら嬉しいです」と述べた。
【作品情報】
Netflixオリジナルアニメシリーズ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』
2019年12月30日(月)より、Netflixにて全6話全世界独占配信
Netflixオリジナルアニメシリーズ『Levius』
2019年11月28日(木)より、Netflixにて全12話全世界独占配信
(C)麻生周一/集英社・PK学園R
(C)中田春彌/集英社 ポリゴン・ピクチュアズ
『斉木楠雄のΨ難』は週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画で、2016年7月よりアニメ化。TVシリーズは第2期まで放送され、2018年の年末に完結編が特番として放送。実写映画化なども行われた人気シリーズだ。
新シリーズとなる『Ψ始動編』は、今年のAnimeJapanにて、Netflixの「斉木楠雄のΨ難ステージ」で告知されたもの。声優に鳥海浩輔(井口工役)、東山奈央(鈴宮陽衣役)などが起用されることも発表されてきたが、2019年12月30日(月)よりNetflixにて全6話全世界独占配信されることが決定した。
『Levius』は中田春彌による漫画作品。人体と機械を融合させ戦う格闘技「機関拳闘」が行われる世界で、機関拳闘に没頭する若き闘士レビウス=クロムウェル(cv.島ア信長)を主人公に、緻密なタッチでダイナミックにバトルを描くスチームパンク作品だ。『月刊IKKI』にて2013年より連載を開始、現在は掲載誌を『ウルトラジャンプ』にて「Levius/est」として連載を続けている。
アニメーション制作は『シドニアの騎士』や『亜人』シリーズ、アニメーション映画『GODZILLA』3部作などなどで知られるポリゴン・ピクチュアズが担当。総監督は瀬下寛之、監督は井手恵介が務める。シリーズ構成は瀬古浩司、脚本は猪原健太および瀬古浩司。プロダクションデザインを田中直哉とFerdinando Patulli、キャラクターデザインは森山佑樹。音響監督は岩浪美和、音楽は菅野祐悟が担当する。本作は2019年11月28日(木)より、Netflixにて全12話全世界独占配信。
今回のステージでは、各作品の主役となる神谷浩史(斉木楠雄役)、島崎信長(レビウス役)の2人がゲストとして登壇。各作品についての魅力を語った。
『斉木楠雄のΨ難』の新シリーズ化について、神谷は「ありがたい話ですよ。過去TVシリーズを2シーズン、1時間の特番で完結編が放送されていますが、まだアニメ化されていないエピソードを全6話で作っていただける。そんな幸せな作品ある!? 」と驚きと喜びを語った。
クラスメイトである海藤 瞬を演じる島崎が「海道や燃堂(燃堂 力/cv.小野大輔)のように、感情を乗せて叫んだりできるキャラクターだと、アスリートみたいに楽しくなってくるんですよ。でも楠雄は平坦に超高速で文言を紡がないといけないので、修行ですね」と印象を述べると、それに神谷も「そう、修行」と深く頷いた。
作品が待ち望まれていることに対し、「あのしんどいアフレコブースに戻らないといけないけれど、頑張ろう」という神谷に対し、「斉木がなくなると自分が鈍ってきてないかなと思ってしまいますし、心と体に喝が入るような楽しい現場です」と斉木が終わると “斉木ロス” が始まる島崎、という作品を愛しながらもそれぞれの複雑な想いが込められたコメントが印象的だった。
収録現場については「監督が一番楽しんでいる。どれだけ原作リスペクトなんだ、というくらいセリフを一語一句入れてくる」(神谷)というように、キャストがセリフを喋れることが分かると、どんどん詰め込んできたとのこと。「3人くらいが同時に喋っているシーンでも、イヤホンやヘッドホンで聞くと、左右チャンネルで別の人が喋っていることがちゃんと分かるので試してほしい」と推奨していた。
話題が原作者の麻生周一がでんぱ組.incの古川未鈴と結婚したことに触れられると、「出会いの場に立ち会っているんですよ」と島崎。でんぱ組.incのメンバーが挨拶に来た際に、麻生周一も現場に登場したという。それを見た神谷たちの間では「僕らは関係なくて、でんぱ組さんが来たからだな」といった会話もあったとか。
斉木楠雄の注目ポイントについて、神谷は『ぼくのわたしの勇者学』との共演をピックアップ。『ぼくのわたしの勇者学』は麻生周一の漫画作品で、同作者の作品がクロスオーバーすることになる。「どこに出てきて、誰が演じているのか」に注目してほしいと語られた。
『Levius』について、島崎は「オーディションの際に漫画を拝見したら、全部一気に読んでしまいました。レビウスが孤高の戦士のような印象を受けるかもしれませんが、ザックス(CV.諏訪部順一)がすごく暖かったり、レビウスチームは仲が良いんですよ。悲壮感のある部分やドラマチックなところもありますが、見ていて前向きになれる作品ですね」と作品についての印象をコメント。
格闘アクションについても、ティザー映像では「まだまだ見せていない」という。「ずっと絶え間なく動いているんです。引きのショットでも常に動いていて、本当に試合を見ているような印象。だからこそ、戦いから生まれるドラマがより感じられると思います」(島崎)。
そして島崎が挙げる『Levius』の注目ポイントは、『過保護』。「チームメンバーのみんながレビウスへの愛に溢れている。レビウスもそれをわかっているけれど、案外わがままなところがあって、それに振り回されるみんな、という “過保護アニメ” なところをぜひ見てほしい」とアピールした。
最後に、『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』について、神谷は「騙されたと思って見てください。ギャグアニメだし、ポップなので、 “子供向けじゃん” と思われるかもしれませんが、真摯に作っているので大人でも面白いです。楽しい要素だけを詰め込んでいて、気がつくと、もっと先を見たくなります。ハードルが上がりますが、爆笑間違いなしです」とコメント。
そして『Levius』にいて島崎が「動きもそうですが、音もこだわり抜いて作られているので、打撃音や声に集中して見てみる、というふうに何度もリピートしてもらいたいですね。すべてがハイクオリティな作品です。熱くなれて、泣けて、暖かくもなれる。みんなもレビウスの過保護の一人になってくれたら嬉しいです」と述べた。
【作品情報】
Netflixオリジナルアニメシリーズ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』
2019年12月30日(月)より、Netflixにて全6話全世界独占配信
Netflixオリジナルアニメシリーズ『Levius』
2019年11月28日(木)より、Netflixにて全12話全世界独占配信
(C)麻生周一/集英社・PK学園R
(C)中田春彌/集英社 ポリゴン・ピクチュアズ