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プレゼンなど対面コミュニケーションを効率化

カシオ、持ち運べるビジネス向けプロジェクター「FORESIGHT VIEW」。A5サイズでも明るく投影

公開日 2021/02/09 16:36 ファイルウェブ編集部・筑井真奈
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カシオ計算機は、小型プロジェクターの新シリーズ「FORESIGHT VIEW」を発表。第1弾モデルとして「CX-F1」「CX-E1」の2モデルを3月下旬より発売する。

「CX-E1」はHDMI入力のみ、「CX-F1」は無線LANからの投影も可能で、それぞれレッド、ネイビーの2色をラインナップする。価格はいずれもオープンだが、市場想定価格は「CX-F1」が17万円前後、「CX-E1」は15万円前後(いずれも税抜)となっている。

カシオの小型プロジェクター「CX-F1/CX-E1」。レッドとネイビーの2種類

「CX-F1/CX-E1」は、ビジネスバックに収まるA5サイズで、明るさも2,000lmと明るめの会議室などでも電気を消すことなく投影が可能。新型コロナウイルスの影響で対面コミュニケーションの貴重性が高まる中、プレゼンテーションなどの効率を高める目的で開発されたという。

電源ケーブルを接続、HDMIケーブルでPC等と接続するという2ステップだけで利用でき、台形補正も最大縦横30度まで可能。光源はカシオ独自のレーザーとLEDをハイブリッドした方式となっている。

CX-F1はHDMI入力の他、Wi-Fiを搭載し、スマートフォンやタブレットなどからのワイヤレス投影も可能。また1Wのスピーカーを搭載、ステレオミニジャックも搭載しており外部スピーカーへの出力もできる。CX-E1はHDMI入力のみ備え、スピーカーは非搭載となる。

サイズはいずれも215W×43H×152Dmm、質量は約1.1kg。また、オプションとして専用バッテリーも用意されており、電源が取れない環境でもバッテリーからの駆動が可能となっている。

本日開催のオンライン発表会に登壇した同社事業開発センター長の中山仁氏によると、TVの薄型化、また特に2020年はコロナの影響による企業や学校予算の凍結により、既存のビジネスプロジェクター市場の拡大が望みにくい状況にあるという。

そのため、小型化や防塵技術といったカシオ独自の強みを活かし、「スマートホーム/ビルディング/ファクトリーなどへの“組込領域”を事業の軸として展開する」という中期的展望を発表。プロジェクションマッピングなど組み込み用途も拡大しており、モビリティへの普及も期待しているとコメントした。

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