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柴山智隆監督による新作映画の公開も発表

スタジオコロリド・Netflixが新作映画を共同制作。複数年にわたり計3作品を全世界独占配信

公開日 2022/04/27 09:00 編集部:伴 修二郎
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(株)スタジオコロリドとNetflixは、複数年にわたる新作長編アニメーション映画の共同制作を発表。2022年9月公開予定の『雨を告げる漂流団地』を含む、計3作品の全世界独占配信が決定した。

スタジオコロリドとNetflixが、複数年にわたる新作映画の共同制作を発表

Netflixでは初となる、複数年間にわたる日本国内の長編アニメーションスタジオとの共同制作が決定。2022年9月16日にNetflixおよび劇場にて公開予定の『雨を告げる漂流団地』を含む、計3作品を共同制作し全世界に順次独占配信する。

また合わせて、Netflix映画『泣きたい私は猫をぶる』で知られる柴山智隆監督が手掛ける、スタジオコロリド制作第3作品目となる新作映画がNetflixにて2024年に全世界独占配信されることも発表された。

柴山智隆監督監督による新作映画(2024年公開予定)イメージボード

本映画に関して柴山監督は、「現在企画中の新作は、ひと冬の、ちょっと不思議な恋愛譚です。日常の中にふと訪れる非日常、そして登場人物の心の成長を丁寧に描き、少年少女の応援歌となるような作品をお届けしたいと思っています。ぜひお楽しみに。」とコメント。なお同作の開発には、Netflixアニメ・クリエイターズ・ベース所属デザイナーも協力中とのこと。

スタジオコロリドは、長編アニメーション映画第1弾として2018年に公開した『ペンギン・ハイウェイ』が、第42回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した日本を代表するアニメーション制作スタジオ。2020年には『泣きたい私は猫をかぶる』がNetflixにて配信されると、配信後1か月で30の国や地域で「TOP10(映画)」にランクインするなど、大きな注目を集めている。

本発表に際して、スタジオコロリド代表取締役の山本幸治、およびNetflixコンテンツ部門 バイス・プレジデントの坂本和隆よりコメントが届いている。全文は以下の通り。


株式会社スタジオコロリド代表取締役 山本 幸治氏 コメント

株式会社スタジオコロリド代表取締役 山本 幸治氏

僕たちの目標は、コロリドらしい映画を作ることです。その目標に向かって僕たちなりに努力し前進してきました。これまで日本の映画は世界に出られないことが多かったけれど、Netflix映画という形で世界に発信することが可能になりました。Netflixが世界中のユーザーと日本の映画をつないでくれるのです。この先の10年も、自信を持ってコロリドらしいオリジナル映画を作り続けたい。創業から10年を迎えたこの節目をひとつのきっかけに、僕たちはNetflixとの取り組みを通して、そんな “コロリドらしい映画” を世界中に届けていきます。

Netflix コンテンツ部門 バイス・プレジデント 坂本 和隆氏 コメント

Netflix コンテンツ部門 バイス・プレジデント 坂本 和隆氏

日本の長編アニメーション映画の歴史は深く、国内外で何世代にもわたって愛され続けています。『泣きたい私は猫をかぶる』をNetflixで公開後、世界中の視聴者がその独創的なストーリーと高品質なアニメーションに魅了されました。『雨を告げる漂流団地』に続き、2024年以降も新作映画を一緒に開発し、世界中の視聴者へお届けできることを楽しみにしております。Netflixは、引き続き他に類を見ない長編映画ラインナップの充実を目指し、日本国内のアニメーション制作スタジオとの継続的な協業を行ってまいります。

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