メールで注意喚起
Netflixのアカウント共有NG、いよいよ日本でもスタートか
Netflixがアカウント共有の取り締まりをついに日本でも開始するかもしれない。
もともとNetflixのアカウント共有は、一緒に暮らしている、つまり同じ場所に住んでいる場合のみ認められている。スタンダードプランで最大2台まで、プレミアムプランでは最大4台まで同時視聴が可能なため、テレビと各々のスマートフォンやタブレットで使い分けているケースも多い。
その一方で、離れて暮らす家族や友人とアカウント共有するといったユーザーも多いのも事実だ。これを受けて、Netflixではアカウント共有の取り締まりを強化するとして、これまで各国で実際に取り組みを実施してきた。またアメリカでは、月額7.99ドルでアカウントを合法的に共有できるプランを5月にスタートしている。
そして本日、Netflixは「アカウントを同一世帯にお住まいでない方と共有している日本のメンバー」を対象にアカウント共有に関するメールを送ったとアナウンスした。
そこでは具体的にアカウント共有に関する罰則などが書かれているわけではないが、Netflixアカウントはユーザー本人および同一世帯に住む方々で共有することを想定しており、ユーザーもしくは同居人であれば、外出中や旅行中でも自分のデバイスやホテル、別荘のテレビでNetflixを楽しめるということが記されている。
またNetflixのヘルプセンターには「Netflixご利用世帯を登録または変更する方法」について案内されている。「Netflixご利用世帯」とはメインの試聴場所のインターネット接続に紐づけられているデバイスをひとまとめにしたもので、登録はテレビのNetflixアプリのヘルプメニューから行える。
なお、この「Netflixご利用世帯」の検出は、IPアドレス、デバイスID、アカウントアクティビティなどの情報を使用して行われるようで、「お客様のデバイスが実際にどこにあるか特定するために、NetflixがGPSデータを収集することはありません」と明記されている。
一方で、Netflixをテレビで視聴しない場合やテレビを持っていない場合は、「ご利用のアカウントにNetflixご利用世帯を登録する必要はありません」との説明も発見できた。もしアカウントの使用・共有状況を大幅な場所の移動がないであろうテレビを主体とした「Netflixご利用世帯」で把握するとすれば、スマートフォンやタブレットなどだけで視聴しているユーザーは現状、識別されない可能性もある。
この状況から、まだ注意喚起という段階であり、本格的な取り締まりがスタートしたわけではないように思える。ただ、こうしたメッセージが出されたからには、今後さらに動きが活発化することが予想される。
もしアカウント共有が明確に禁止となった場合、有料でのアカウント共有プランが日本でも展開されるのか、またその場合の料金設定はどうなるのか。
Netflixではアカウント有料共有よりも安い月額790円の広告付きプランも展開中であり、アメリカ、イギリスでは安価なベーシックプランの新規受付を終了する。アカウント共有の代わりに広告付きプランに誘導していく狙いもあるだろう。公式の発表を待ちたいが、Netflixユーザーがどう反応するのかも気になるところだ。
もともとNetflixのアカウント共有は、一緒に暮らしている、つまり同じ場所に住んでいる場合のみ認められている。スタンダードプランで最大2台まで、プレミアムプランでは最大4台まで同時視聴が可能なため、テレビと各々のスマートフォンやタブレットで使い分けているケースも多い。
その一方で、離れて暮らす家族や友人とアカウント共有するといったユーザーも多いのも事実だ。これを受けて、Netflixではアカウント共有の取り締まりを強化するとして、これまで各国で実際に取り組みを実施してきた。またアメリカでは、月額7.99ドルでアカウントを合法的に共有できるプランを5月にスタートしている。
そして本日、Netflixは「アカウントを同一世帯にお住まいでない方と共有している日本のメンバー」を対象にアカウント共有に関するメールを送ったとアナウンスした。
そこでは具体的にアカウント共有に関する罰則などが書かれているわけではないが、Netflixアカウントはユーザー本人および同一世帯に住む方々で共有することを想定しており、ユーザーもしくは同居人であれば、外出中や旅行中でも自分のデバイスやホテル、別荘のテレビでNetflixを楽しめるということが記されている。
またNetflixのヘルプセンターには「Netflixご利用世帯を登録または変更する方法」について案内されている。「Netflixご利用世帯」とはメインの試聴場所のインターネット接続に紐づけられているデバイスをひとまとめにしたもので、登録はテレビのNetflixアプリのヘルプメニューから行える。
なお、この「Netflixご利用世帯」の検出は、IPアドレス、デバイスID、アカウントアクティビティなどの情報を使用して行われるようで、「お客様のデバイスが実際にどこにあるか特定するために、NetflixがGPSデータを収集することはありません」と明記されている。
一方で、Netflixをテレビで視聴しない場合やテレビを持っていない場合は、「ご利用のアカウントにNetflixご利用世帯を登録する必要はありません」との説明も発見できた。もしアカウントの使用・共有状況を大幅な場所の移動がないであろうテレビを主体とした「Netflixご利用世帯」で把握するとすれば、スマートフォンやタブレットなどだけで視聴しているユーザーは現状、識別されない可能性もある。
この状況から、まだ注意喚起という段階であり、本格的な取り締まりがスタートしたわけではないように思える。ただ、こうしたメッセージが出されたからには、今後さらに動きが活発化することが予想される。
もしアカウント共有が明確に禁止となった場合、有料でのアカウント共有プランが日本でも展開されるのか、またその場合の料金設定はどうなるのか。
Netflixではアカウント有料共有よりも安い月額790円の広告付きプランも展開中であり、アメリカ、イギリスでは安価なベーシックプランの新規受付を終了する。アカウント共有の代わりに広告付きプランに誘導していく狙いもあるだろう。公式の発表を待ちたいが、Netflixユーザーがどう反応するのかも気になるところだ。