「iCan Phantom」で静電型ヘッドホンもデモ
<ポタフェス>Mezeの平面型ヘッドホンに後継機「Empyrean II」が登場/LETSHUOERの「S15」にも注目
ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2023冬 秋葉原」が、本日12月9日(土)、10日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催される。ここでは、Meze AudioとKiwi Ears/THIEAUDIO/LETSHUOER(ナイコム)、トップウイングサイバーサウンドグループの模様をレポートする。
ルーマニアのヘッドホンブランドとして近年人気の高まるMeze Audioからは、平面駆動型ヘッドホン「Empyrean」(エンペリアン)の第2世代モデルとなる「Empyrean II」が初登場。
「非常にお客様からの評価の高かったEmpyreanの後継機ということで、非常に力を入れたチューニングがなされています」とスタッフも語る。ぱっと見のデザインは共通だが、グリルの文様が変わっているほか、イヤーパッドもアルカンターラとレザーを使用した「Duo earpads」に変更されている。
周波数特性のスペックの下限は8Hzと、前モデルの4Hzよりも若干上がっているのだが、「今回はスペックだけではなく聴感上の印象をより重視して音質を追い込んでいます」とのこと。感度も前モデルの100dBから今作は90dBに変更されるなど、細部のチューニングに手が加えられている。来年の発売を予定しているということでこちらも楽しみだ。
ナイコムは、同社が取り扱うKiwi Ears、THIE AUDIO(セーオーディオ)、LETSHUOER(レットシュオアー)などの新製品を中心に展開。
LETSHUOERでは、昨日発表になったばかりのイヤホン「S15」に大きな関心が集まっていた。平面磁界ダイナミックドライバーとパッシブラジエーターを搭載したモデルで、一体成型3Dプリントによる独自のデザインも大きな特徴。
THIEAUDIO製品としては、ダイナミック+BAハイブリッド型の「HYPE 2」の人気が高いという。樹脂のハウジングや刻まれたブランドロゴも美しく、ブルーとパープルの2種類のカラーを用意している。また、Kiwi Earsからは、参考出品として12mm平面ドライバー搭載の「Melody」も初お披露目された。
トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioを中心にLotto、Eleven audio、Volumioなど同社の主力製品を中心にラインナップ。
静電型ヘッドホンにも対応できるアンプとして話題の「iCan Phantom」は、STAXのイヤースピーカー「SRM-X9000」と組み合わせて試聴できるようになっていた。STAXの専用ドライバーとはまた違った切れ味と元気いっぱいなサウンドで、STAXの新たな一面を見た思い。
先日予告されたMEMS対応ヘッドホンアンプ「iDSD Diablo2」も、今回のショウには間に合わなかったがまもなく正式に国内展開がスタートするとのこと。MEMS製品も続々と発表されており、来年「MEMSイヤー」として期待できそうだ。
Mezeの平面型ヘッドホンに後継機「Empyrean II」が登場
ルーマニアのヘッドホンブランドとして近年人気の高まるMeze Audioからは、平面駆動型ヘッドホン「Empyrean」(エンペリアン)の第2世代モデルとなる「Empyrean II」が初登場。
「非常にお客様からの評価の高かったEmpyreanの後継機ということで、非常に力を入れたチューニングがなされています」とスタッフも語る。ぱっと見のデザインは共通だが、グリルの文様が変わっているほか、イヤーパッドもアルカンターラとレザーを使用した「Duo earpads」に変更されている。
周波数特性のスペックの下限は8Hzと、前モデルの4Hzよりも若干上がっているのだが、「今回はスペックだけではなく聴感上の印象をより重視して音質を追い込んでいます」とのこと。感度も前モデルの100dBから今作は90dBに変更されるなど、細部のチューニングに手が加えられている。来年の発売を予定しているということでこちらも楽しみだ。
LETSHUOERの平面駆動型イヤホン「S15」にも注目集まる
ナイコムは、同社が取り扱うKiwi Ears、THIE AUDIO(セーオーディオ)、LETSHUOER(レットシュオアー)などの新製品を中心に展開。
LETSHUOERでは、昨日発表になったばかりのイヤホン「S15」に大きな関心が集まっていた。平面磁界ダイナミックドライバーとパッシブラジエーターを搭載したモデルで、一体成型3Dプリントによる独自のデザインも大きな特徴。
THIEAUDIO製品としては、ダイナミック+BAハイブリッド型の「HYPE 2」の人気が高いという。樹脂のハウジングや刻まれたブランドロゴも美しく、ブルーとパープルの2種類のカラーを用意している。また、Kiwi Earsからは、参考出品として12mm平面ドライバー搭載の「Melody」も初お披露目された。
iFi audioの「iCan Phantom」で静電型ヘッドホンもデモ
トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioを中心にLotto、Eleven audio、Volumioなど同社の主力製品を中心にラインナップ。
静電型ヘッドホンにも対応できるアンプとして話題の「iCan Phantom」は、STAXのイヤースピーカー「SRM-X9000」と組み合わせて試聴できるようになっていた。STAXの専用ドライバーとはまた違った切れ味と元気いっぱいなサウンドで、STAXの新たな一面を見た思い。
先日予告されたMEMS対応ヘッドホンアンプ「iDSD Diablo2」も、今回のショウには間に合わなかったがまもなく正式に国内展開がスタートするとのこと。MEMS製品も続々と発表されており、来年「MEMSイヤー」として期待できそうだ。