Violectricから「DHA V590-2 PRO」「DHA V226」が展示
<ヘッドフォン祭>Nimbus最上位ヘッドホンアンプ「US 5 Pro」やChord「DAVE」でのスピーカー再生が体験できる
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「春のヘッドフォン祭 2024」が、4月27日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、タイムロードが取り扱うブランドであるLake People(Nimbus/Violectric)/Chord/Pathoの製品が展開されていた、604ルームのレポートをお届けする。
同社が取り扱うブランドのなかでもひと際人気が高まっているという、ドイツのLake People(レイク・ピープル)社のコンシューマーブラントのひとつである「Nimbus(ニンバス)」から、フラグシップ・ヘッドホンアンプ「US 5 Pro」が展示されており、今回の目玉モデルだという。
US 5 Proは、さまざまなインピーダンスのヘッドホンに対して最高の伝送品質を実現するため、ダイナミックヘッドホン向けに最適化された低ノイズ/超低歪みを成し得たアナログ回路設計が採用されている。また、ハイパワーアンプの搭載やCPUコントロールで制御された固定抵抗ボリューム、4.4mmバランス/6.3mm PHONE/4pin XLRの豊富なヘッドホン端子を搭載するなど、フラグシップモデルならではの作り込みが特徴的だ。
同じくコンシューマーブランドの「Violectric(バイオレクトリック)」からは、ハイクラス・ヘッドホンアンプ「DHA V590-2 PRO」とコンパクトなDAC内蔵ヘッドホンアンプ「DHA V226」が並んでいた。Violectricの上位機種・下位機種の聴き比べができるようになっている。
Chordからの注目モデルは、フラグシップ・ヘッドホンアンプ「DAVE」。「CHORAL RANGE」シリーズにラインナップされているモデルであり、高性能FPGA「Spartan-6 Version LX75」や「WTA フィルター」、20エレメントの新型「パルスアレイDAC」など、Chordの高音質技術が多数採用されている。
ブースでは、DAVEと「Choral Ensemble Stand」がセットになっており、アップスケーラー「Hugo M Scaler」やパワーアンプ「BerTTi」を組み合わせて、スピーカーによる試聴が可能になっている。
また「Hugoシリーズ」からは、片チャンネルあたり10エレメントの「パルスアレイDAC」を搭載したハイクラス・ヘッドホンアンプ「Hugo TT 2」をはじめ、コンパクトさと高音質を両立させたシリーズとして人気を博す「WUETES RANGE」にラインナップするプリメインアンプ「ANNI」、DAC「Qutest」の組み合わせが並んでいた。
Pathosからは、純A級アナログ回路を採用したヘッドホンアンプ「Aurium」を展示。デスクトップに置けるサイズ感ながらも、真空管のプリ段と純A級の増幅回路を搭載したハイブリッド構成が採用されている。
同じくPathosから6922のプリ段と純AI級In Pol回路を搭載したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ「In Pol EAR」も展示されていた。
今回、ブース全体のプレーヤーとして「Roon Core」によるシステムを導入。各機器に「Roon Bridge」を使用して接続し、米国の音楽配信サービス「TIDAL」のコンテンツを再生できるようになっていた。
■最上位ヘッドホンアンプNimbus「US 5 Pro」が試聴可能
同社が取り扱うブランドのなかでもひと際人気が高まっているという、ドイツのLake People(レイク・ピープル)社のコンシューマーブラントのひとつである「Nimbus(ニンバス)」から、フラグシップ・ヘッドホンアンプ「US 5 Pro」が展示されており、今回の目玉モデルだという。
US 5 Proは、さまざまなインピーダンスのヘッドホンに対して最高の伝送品質を実現するため、ダイナミックヘッドホン向けに最適化された低ノイズ/超低歪みを成し得たアナログ回路設計が採用されている。また、ハイパワーアンプの搭載やCPUコントロールで制御された固定抵抗ボリューム、4.4mmバランス/6.3mm PHONE/4pin XLRの豊富なヘッドホン端子を搭載するなど、フラグシップモデルならではの作り込みが特徴的だ。
同じくコンシューマーブランドの「Violectric(バイオレクトリック)」からは、ハイクラス・ヘッドホンアンプ「DHA V590-2 PRO」とコンパクトなDAC内蔵ヘッドホンアンプ「DHA V226」が並んでいた。Violectricの上位機種・下位機種の聴き比べができるようになっている。
■フラグシップ機「DAVE」でヘッドホン/スピーカーを鳴らす
Chordからの注目モデルは、フラグシップ・ヘッドホンアンプ「DAVE」。「CHORAL RANGE」シリーズにラインナップされているモデルであり、高性能FPGA「Spartan-6 Version LX75」や「WTA フィルター」、20エレメントの新型「パルスアレイDAC」など、Chordの高音質技術が多数採用されている。
ブースでは、DAVEと「Choral Ensemble Stand」がセットになっており、アップスケーラー「Hugo M Scaler」やパワーアンプ「BerTTi」を組み合わせて、スピーカーによる試聴が可能になっている。
また「Hugoシリーズ」からは、片チャンネルあたり10エレメントの「パルスアレイDAC」を搭載したハイクラス・ヘッドホンアンプ「Hugo TT 2」をはじめ、コンパクトさと高音質を両立させたシリーズとして人気を博す「WUETES RANGE」にラインナップするプリメインアンプ「ANNI」、DAC「Qutest」の組み合わせが並んでいた。
■Pathosは純A級アナログ・ヘッドホンアンプに注目
Pathosからは、純A級アナログ回路を採用したヘッドホンアンプ「Aurium」を展示。デスクトップに置けるサイズ感ながらも、真空管のプリ段と純A級の増幅回路を搭載したハイブリッド構成が採用されている。
同じくPathosから6922のプリ段と純AI級In Pol回路を搭載したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ「In Pol EAR」も展示されていた。
今回、ブース全体のプレーヤーとして「Roon Core」によるシステムを導入。各機器に「Roon Bridge」を使用して接続し、米国の音楽配信サービス「TIDAL」のコンテンツを再生できるようになっていた。