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PC用USB-DAC、Bluetoothレシーバー、スマホ用ポータブルDAC/アンプの3つの機能を兼ねる

FIIO、4.4mmバランス出力対応ポータブルBTアンプ「BTR13」。LDAC接続や96kHz/24bit再生にも対応

公開日 2024/09/13 10:00 編集部:岡本雄
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エミライは、同社取り扱いブランドFIIOからポータブルBluetoothヘッドホンアンプ「BTR13」を、9月20日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込11,990円前後での実売が予想される。カラーはBlackとBlueの2色を展開する。

FIIO「BTR13」

本機は、ポータブルBluetoothヘッドホンアンプ「BTR3」シリーズの後継機種となるエントリーモデル。小型軽量ながら、PC用のUSB-DAC、Bluetoothレシーバー、スマートフォン用のポータブルDAC/アンプという3つの機能を兼ね備え、かつワンタッチで切り替えができるため、さまざまなシーンで活躍するとアピールしている。

シーラス・ロジック社製「CS43131」を左右1基ずつ搭載

DACチップには、シーラス・ロジック社製「CS43131」を左右チャンネルそれぞれに1基ずつ搭載。これによってクロストークを効果的に低減し、より純粋で忠実な音楽再生を実現するとしている。また、ヘッドホンアンプ部に独立して電源供給を行う設計を採用し、低ノイズで大電流の供給を実現。バランス出力時の最大出力が、従来モデル「BTR3K」と比べて282%増の220mWとなっているという。

Bluetoothレシーバーには、Qualcomm製SoC「QCC5125」を搭載し、LDACを含むハイレゾ対応コーデックの伝送をサポート。PC使用時でもスマートフォン使用時でもPCM 96kHz/24bitに対応し、どのデバイスと組み合わせてもハイレゾ音源を楽しめるという。Bluetoothのバージョンは5.1、コーデックはLDACに加え、AAC/SBC/aptX/aptX LL/aptX Adaptive/aptX HDに対応する。

出力端子には3.5mmシングルエンドに加え、4.4mmバランスを新たに搭載することで、2.5mmバランスを採用していた従来のBTR3シリーズと比べて、接触の安定性が大幅に向上したとしている。

BluetoothレシーバーにはQualcomm製SoC「QCC5125」を搭載。LDACを含むハイレゾ対応コーデックの伝送をサポートする

出力端子には3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを搭載

パラメトリックイコライザー(PEQ)機能を搭載。同社独自開発のアルゴリズムとアプリを使用することで、ワンタッチで音質調整ができる。また、QCC5125内蔵のDSPを使用しており、LDACなどのBluetooth接続時やUSB-DACモード時のハイレゾ音源にもイコライザー調整が可能だ。

操作面では、本体に日本語/英語対応の0.96インチのカラーIPS液晶ディスプレイを搭載。新たに開発したカラフルなインターフェースによって豊富な情報を表示でき、直感的に機器の状態を確認したり各種機能を設定したりできるという。3.5mm端子はCTIAマイク付きイヤホンに対応しており、イヤホンのリモコンやマイクを使って音楽の再生/一時停止や音量調整などの操作が可能。

日本語/英語対応の0.96インチのカラーIPS液晶ディスプレイを搭載

そのほか、背面には携帯に便利なバッククリップを装備。連続再生時間は約8時間で、外形寸法は約63.2mm×30mm×18.8mm(クリップ含む)、本体質量は約28.6g。付属品として、USB Type-Cケーブル、ストラップ等を同梱する。

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