4KモデルはCINEMA EOSと共通の機能を搭載
キヤノン、業務用〜ハイアマチュア向けの小型4K/フルHDビデオカメラ6モデル
キヤノンは、4K UHDに対応した肩乗せタイプビデオカメラ3機種と、フルHD対応肩乗せタイプビデオカメラ3機種を発売する。発売日は4Kモデルが11月上旬、フルHDモデルが9月22日。
【4Kモデル】
・XF405:オープン価格(直販価格 400,000円前後)
・XF400:オープン価格(直販価格 355,800円前後)
・iVIS GX10:248,000円
【フルHDモデル】
・XA15:オープン価格(直販価格 210,800円前後)
・XA11:オープン価格(直販価格 166,800円前後)
・iVIS HF G21:99,880円
「XFシリーズ」「XAシリーズ」は業務用途向け、「iVISシリーズ」は映像撮影を趣味とするようなハイアマチュアユーザー向けと位置づけられる。
■従来モデルより小型になった「XFシリーズ」
「XF405」「XF400」は4K撮影に対応したモデル。現行製品「XA35」の操作性を犠牲にすること無く、サイズを縮小することを目標として設計されている。
ENGタイプのビデオカメラとしては初めて、「CINEMA EOSシリーズ」でも採用される映像処理エンジン「デュアルDIGIC DV6」を2基搭載。1.0型CMOSセンサー、新開発の4K対応光学15倍レンズと合わせ、35mmフィルム換算で広角25.5mmから望遠382.5mm全ズーム域で4K/60P映像が撮影できる。
また「デュアルピクセルCMOS AF」により、タッチパネルを使った直感的なピント合わせや、マニュアルフォーカス時に前ピン・後ピンを明示する「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能が利用可能。こちらもCINEMA EOSに採用されているものとほぼ同等だが、測距エリアチューニング機能のみ3段階に減らされている。
光量を調節するターレット式NDフィルターを内蔵し、筐体横のボタンによってND 1/4、1/16、1/64の3濃度から切りかえ可能。レンズの倍率はテレコンにより1.5倍まで拡張可能で、さらにフルHD撮影時には画質劣化の少ない30倍アドバンスドズーム機能を使用できる。
撮影モード「Wide DR」利用時は、従来モデルを凌ぐ800%のダイナミックレンジを確保。高輝度を滑らかに圧縮し、特に撮り直しが効かない場面で有効だとしている。
音声はAAC 2chとLPCM 4chから選択可能。4chの場合は、本体に設置された内臓ステレオマイクとMic端子、ハンドル部に設置されたInput端子1/2からの入力が利用できる。録音レベル、入力感度、リミッターはチャンネルごとに設定可能。
映像記録フォーマットはMP4のみに対応し、4K60P 4:2:0 8bit映像またはフルHD/60P 4:2:2 8bit映像がデュアルSDカードスロットへ保存可能。HDMI出力を介した外部記録専用設定では、10bit階調で外部機器に出力できる。加えてXF405ではSDI端子を搭載し、外部機器と接続してProRes変換が可能。
「iVIS GX10」はXFシリーズとほぼ変わらない性能を備えるが、本体上部のハンドルとINPUT端子、Ethernet端子、赤外撮影機能が省略され、代わりにミニアドバンスドシューが搭載される。また、キヤノンオンラインショップ専売商品となる。
4K対応モデルの外形寸法は共通して約135W×97H×214Dmm(ハンドル除く)。質量はXF405が約1,150g。XF400が約1,145g。iVIS GX10が約1,140g。
■価格を抑えたフルHDモデル「XAシリーズ」
「XA15」「XA11」は4Kモデル同様の小型軽量ボディーを採用したフルHD撮影対応モデル。従来モデル「XA35」から液晶モニターを小型化、WiFiや付属品の省略を行うことで価格を抑えたモデルとなる。
集光効率に優れたHD CMOS PROセンサーと、35mmフィルム換算で広角26.8mmから望遠576mm相当の光学20倍ズームレンズを搭載する。屈折率の低いHi-UDレンズを採用し、色収差を抑えた鮮明な映像が撮影できるとしている。
「Wide DR」撮影モード時は600%のダイナミックレンジで撮影できる。ビューファインダーは上方約45度までチルト可能。映像出力端子としてHDMI端子を1基内蔵し、XA15のみSDI端子も搭載する。
「iVIS HF G21」はXAシリーズからハンドルとInpit端子を省略したモデルで、その他の機能は同等。4Kモデルの「iVIS GX10」と同じく、キヤノンオンラインショップ限定商品となる。
フルHD対応モデルの外形寸法は共通して約109W×84H×182Dmm(ハンドル除く)。質量はXA15が約750g、XA11とiVIS HF G21が約745g。
【4Kモデル】
・XF405:オープン価格(直販価格 400,000円前後)
・XF400:オープン価格(直販価格 355,800円前後)
・iVIS GX10:248,000円
【フルHDモデル】
・XA15:オープン価格(直販価格 210,800円前後)
・XA11:オープン価格(直販価格 166,800円前後)
・iVIS HF G21:99,880円
「XFシリーズ」「XAシリーズ」は業務用途向け、「iVISシリーズ」は映像撮影を趣味とするようなハイアマチュアユーザー向けと位置づけられる。
■従来モデルより小型になった「XFシリーズ」
「XF405」「XF400」は4K撮影に対応したモデル。現行製品「XA35」の操作性を犠牲にすること無く、サイズを縮小することを目標として設計されている。
ENGタイプのビデオカメラとしては初めて、「CINEMA EOSシリーズ」でも採用される映像処理エンジン「デュアルDIGIC DV6」を2基搭載。1.0型CMOSセンサー、新開発の4K対応光学15倍レンズと合わせ、35mmフィルム換算で広角25.5mmから望遠382.5mm全ズーム域で4K/60P映像が撮影できる。
また「デュアルピクセルCMOS AF」により、タッチパネルを使った直感的なピント合わせや、マニュアルフォーカス時に前ピン・後ピンを明示する「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能が利用可能。こちらもCINEMA EOSに採用されているものとほぼ同等だが、測距エリアチューニング機能のみ3段階に減らされている。
光量を調節するターレット式NDフィルターを内蔵し、筐体横のボタンによってND 1/4、1/16、1/64の3濃度から切りかえ可能。レンズの倍率はテレコンにより1.5倍まで拡張可能で、さらにフルHD撮影時には画質劣化の少ない30倍アドバンスドズーム機能を使用できる。
撮影モード「Wide DR」利用時は、従来モデルを凌ぐ800%のダイナミックレンジを確保。高輝度を滑らかに圧縮し、特に撮り直しが効かない場面で有効だとしている。
音声はAAC 2chとLPCM 4chから選択可能。4chの場合は、本体に設置された内臓ステレオマイクとMic端子、ハンドル部に設置されたInput端子1/2からの入力が利用できる。録音レベル、入力感度、リミッターはチャンネルごとに設定可能。
映像記録フォーマットはMP4のみに対応し、4K60P 4:2:0 8bit映像またはフルHD/60P 4:2:2 8bit映像がデュアルSDカードスロットへ保存可能。HDMI出力を介した外部記録専用設定では、10bit階調で外部機器に出力できる。加えてXF405ではSDI端子を搭載し、外部機器と接続してProRes変換が可能。
「iVIS GX10」はXFシリーズとほぼ変わらない性能を備えるが、本体上部のハンドルとINPUT端子、Ethernet端子、赤外撮影機能が省略され、代わりにミニアドバンスドシューが搭載される。また、キヤノンオンラインショップ専売商品となる。
4K対応モデルの外形寸法は共通して約135W×97H×214Dmm(ハンドル除く)。質量はXF405が約1,150g。XF400が約1,145g。iVIS GX10が約1,140g。
■価格を抑えたフルHDモデル「XAシリーズ」
「XA15」「XA11」は4Kモデル同様の小型軽量ボディーを採用したフルHD撮影対応モデル。従来モデル「XA35」から液晶モニターを小型化、WiFiや付属品の省略を行うことで価格を抑えたモデルとなる。
集光効率に優れたHD CMOS PROセンサーと、35mmフィルム換算で広角26.8mmから望遠576mm相当の光学20倍ズームレンズを搭載する。屈折率の低いHi-UDレンズを採用し、色収差を抑えた鮮明な映像が撮影できるとしている。
「Wide DR」撮影モード時は600%のダイナミックレンジで撮影できる。ビューファインダーは上方約45度までチルト可能。映像出力端子としてHDMI端子を1基内蔵し、XA15のみSDI端子も搭載する。
「iVIS HF G21」はXAシリーズからハンドルとInpit端子を省略したモデルで、その他の機能は同等。4Kモデルの「iVIS GX10」と同じく、キヤノンオンラインショップ限定商品となる。
フルHD対応モデルの外形寸法は共通して約109W×84H×182Dmm(ハンドル除く)。質量はXA15が約750g、XA11とiVIS HF G21が約745g。