「PlayStation 5」供給増加が発表。在庫不足が改善へ

発売から長らく品薄状態が続いていた「PlayStation 5」（PS5）だが、ようやくその状況が改善されるかもしれない。ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPlayStation.Blogにおいて、PS5の供給量増加をアナウンスした。

同社ブランド / ハードウェア / ペリフェラル ヴァイス・プレジデントのIsabelle Tomatis氏は、「PS5の未曾有の需要への対処に努める私たちの活動にご理解いただきありがとうございました」と前置きしつつ、「PS5のご購入を検討されている皆さんが、世界中のPlayStation取扱店でより簡単にPS5をお求めいただけるようになりました」とコメント。今年のCESでCEOのジム・ライアン氏が先行して発表を行っていたが、改めて告知された格好となる。

実際に各種通販サイトを調べてみたが、まだ現状では普通に買うことはできないようだ。一方でノジマオンラインでは2月1日から通常販売を行うと発表されていることから、次第に他社でも抽選販売が終了し、在庫が正常化していく可能性も高そうだ。なおヨドバシカメラなど、すでに店頭では即日持ち帰ることができる店舗もある。

しかし、1月26日に発売されたばかりのコントローラー上位モデル「DualSense Edge」は品切れが相次ぎ、フリマアプリなどでは定価より高い価格での転売が行われている。2月22日には新型VRヘッドセット「PlayStation VR2」の発売が予定されており、記事執筆時点では予約を受け付けている段階だが、3月までに200万台を生産するという噂もあり、こちらはしばらく在庫が持つかもしれない。

なお、PlayStation 5は9月頃に大幅な改訂モデルが搭載され、着脱式のドライブに対応するという噂もささやかれている。着脱式になれば通常版とデジタル版を作る必要がなくなり、量産の効率化に繋がる可能性もあるため、さらにPS5が入手しやすくなっていくかもしれない。

Source: PlayStation.Blog