HOME > ニュース > 任天堂、「Wii U」を2012年に発売 − コントローラーに6.2型タッチスクリーンを装備

1080p出力/LPCM 6ch出力にも対応

任天堂、「Wii U」を2012年に発売 − コントローラーに6.2型タッチスクリーンを装備

公開日 2011/06/08 06:02 ファイル・ウェブ編集部
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任天堂は、アメリカ・ロサンゼルスで行われているE3において、Wiiの後継となる新型ゲーム機「Wii U」を発表した。2012年に発売する。

「Wii U」のコントローラー部

6.2型、16対9の画面はタッチ操作も可能

最大の特徴はコントローラー部で、6.2インチ、16対9のタッチスクリーンを装備。タッチペンによる操作が可能なほか、ハードウェアボタンも備えている。

コントローラー部のボタンには電源、HOME、十字、A/B/X/Y、L/R、ZL/ZRを用意し、さらに2つのスライドパッドも装備。加えて振動機能やカメラ、マイク、スピーカーも内蔵。センサー類では加速度計、ジャイロセンサーも備えている。

コントローラーは多手持ちで使こともできる

コントローラー部の背面

名称にWiiを冠している通り、Wiiとの下位互換性を確保。Wiiリモコン、またはWiiリモコンプラスを最大4本まで同時接続でき、ヌンチャクやクラシックコントローラ、クラシックコントローラPRO、バランスWiiボードなどの接続にも対応する。またUSB 2.0端子を4端子備えている。

コントローラー部に画面とボタンを装備しているため、コントローラー部のみで遊ぶことも可能。テレビで遊んでいたゲームの続きをコントローラーのみで行う、という操作もできる。またテレビとコントローラー画面に別の画面を表示することや、Wii UのコントローラーとWiiリモコンを混在させ、複数人で様々なプレイスタイルで遊んだりなど、これまでにない操作スタイルを可能にしている。


本体部。これまでのWiiと似たデザインを採用
本体部は約172W×46H×268.5Dmm (突起物含まず)で、専用の「高密度12cm光ディスク」またはWii用12cm光ディスク用のスロットインドライブを備えている。

CPUはIBMのPower PCアーキテクチャーを採用したマルチコアプロセッサー。ストレージは内蔵フラッシュメモリのほか、SDメモリーカードや外付けのUSB-HDDで拡張が可能だ。

映像出力はHDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジットに対応し、出力解像度は1080p、1080i、720p、480p、480iでの映像出力が可能。また音声についてHDMIからリニアPCM 6ch出力が行える。

本機に対応したゲームソフトとして、「New Super Mario Bros. Mii」やサードパーティーによるタイトルなどがすでに発表されている。

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