大容量バッテリーも搭載
ファーウェイ「P10/P10 Plus」詳報。ライカとの協業深化、カメラ画質を追求した最上位スマホ
ファーウェイは、世界初というフロントを含む合計3つのライカレンズによるカメラを備えたSIMフリースマホ「HUAWEI P10 Plus」「HUAWEI P10」を6月9日に発売する。予約受付は本日6日に開始した。
販売はファーウェイのオンラインストアのほか、IIJmioやイオンモバイルなどMVNO、全国の家電量販店、アマゾンをはじめとするECサイトで取り扱われる。価格は「P10 Plus」が72,800円(税抜)、「P10」が65,800円(税抜)。カラーバリエーションはP10 Plusが2色、P10が4色になる。
P10 Plusは画面サイズが約5.5インチ。解像度2,560×1,440画素のIPS液晶を搭載。明るさは500nits、コントラスト値は1,500対1。CPUにはHiSilicon社製のKirin 960オクタコアプロセッサーを内蔵。メインメモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBになる。バッテリー容量は3,750mAhと、iPhone 7 PlusやGalaxy S7 edgeよりも大容量であることをアピールしている。
P10の画面サイズは約5.1インチ。解像度1,920×1,080画素のIPS液晶を搭載。本機のCPUもHiSilicon社製のKirin 960オクタコアプロセッサーで、メインメモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。バッテリーの容量は3,200mAh。両モデルともバッテリーは標準的な使い方で1.8日から2日間持続するというスタミナ性能を備える。さらに30分で約1日分のバッテリーが充電できる急速充電も搭載する。OSはP10 Plus/P10ともにAndroid 7.0。
通信まわりのスペックは両モデル共通で、LTEクアッドアンテナの搭載により受信時の最大速度は262.5Mbpsとする。対応するバンドはFDD方式がB1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29、TDD方式がB38/39/40/41と広い。最大3バンドのキャリアアグリゲーション機能を搭載する。SIMはダブルスロットで、デュアルスタンバイが可能。USB端子はType-Cになる。
カメラにはライカとの共同開発によるダブルレンズユニットを搭載する。1,200万画素のカラーセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーで撮影した画像を合成して、高精細な静止画をキャプチャーする。
オートフォーカスは像面位相差/コントラスト/レーザー/デプスAFをミックスした「4-in-1ハイブリッドフォーカス」による高速で精度の高い合焦性能を確保。光学手ブレ補正機能により、高画質な静止画・動画撮影をサポートする。また、今回はインカメラもライカ製にこだわり、解像度は800万画素、開口率はF1.9としている。動画は4K撮影が可能。カメラアプリを立ち上げて画面の左右スワイプでモード切替が行える、スムーズなUI設計が使いやすかった。
上位モデルに位置づけられるP10 Plusは、メインカメラに第2世代ライカ・ダブルレンズProを搭載。ここには、開口率F1.8という明るさを備える、暗所撮影に強いライカを代表する高画質レンズ「SUMMILUX-H」が採用されている。なおP10のレンズユニットは「SUMMARIT-H」のダブル構成で、F値は2.2となる。
モノクロセンサーは2,000万画素で、2倍ズーム時にも画質の劣化がないハイブリッドズーム機能を搭載。透明度を高めるとともにレンズ収差も抑えるなど、光学特性は厳しい評価を重ねて完成したものだという。カメラ機能は単純にライカのレンズを採用したというだけでなく、ハード部分やソフトウェアなど画質に関わる細部まで、ライカとファーウェイが協力しながらチューニングを練り上げているところも特筆すべきポイントだ。
ダブルレンズによる撮影は、特に「ポートレートモード」を強化。カメラアプリを起動して、トップに並ぶアイコンをタップしてモードを切り替えると、ライカのダブルレンズによる精緻な3D顔面認識により被写体の陰影を正確に再現した静止画が撮れる。深度測定アルゴリズムによる美しいボケ味表現も、前機種から高い評価を受けている。さらに美肌効果を段階的に調整したり、インカメラでモノクロのポートレートを撮影したりとアーティスティックな撮影機能の幅も広い。
スマホとして世界で初めて、ライカとコラボにしたP10 PlusとP10は、インカメラに従来比で2倍の明るさを持つ新型センサーを搭載。ローライト撮影性能を高めた。発表会ではiPhoneのインカメラよりも明るく、色鮮やかな写真が撮れるスマホであることをアピールした。
本体フロント側には2.5Dのカーブを持たせた第5世代のGorilla Glassを採用。優美なデザインと強度アップの両立を図った。本体の厚みは約7mm。丸みを帯びたエッジの柔らかなホールド感が特徴。ベゼル幅を1.35mmと狭くしたことで、片手でにぎりながらでも快適に操作ができるし、手のひらに心地よく馴染むホールド感が得られた。
背面はカメラユニットに出っ張りがないデザインとし、さらにP10 PlusはiPhone 7 Plusと同じ約5.5インチのディスプレイを搭載しながら、縦横寸法がよりコンパクトになっていることも比較イメージを比べながらアピールした。
P10のダズリングブルー、P10 Plusのダズリングゴールドは、本体の背面に100万回以上のマイクロカットを施した「ハイパーダイアモンドカット」を採用。指紋や傷がつきにくいことが特徴になる。
その他のカラーバリエーションはサンドブラスト仕上げによる美しいマットな質感で、こちらも指紋の付着に対して強いことが実機で確認できた。P10 Plusのグリーナリー、P10はダズリングブルーの各カラバリは、PANTONE社が2017年のトレンドカラーとして推す色を採用する。
フロントパネルのボトム側には指紋認証センサーも内蔵する「ナビゲーションキー」を設けた。ガラスパネルの下に配置されたセンサーは、指紋認証によるセキュリティロック解除のほかタップ/長押し/左右スワイプのジェスチャーを認識。それぞれのアクションにホーム/戻るなどの操作が割り当てられる。従来のソフトウェア・キーによる操作と切り替えることもできるが、同社ではナビゲーションキーを活用することで、画面内にコンテンツを表示できる領域が広く取れることのメリットを押していた。
ほかにも高性能「HUAWEIウルトラメモリ」の搭載によりマルチタスクでのパフォーマンスを改善。ユーザーが頻繁に使うアプリや操作の傾向を機械学習のアルゴリズムが学ぶことにより、優れたパフォーマンスをキープしたまま省電力性能も高められる。
ファーウェイでは、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機の店舗で新製品のタッチアンドトライイベントを実施する。また6月20日から六本木ヒルズ・大屋根広場を皮切りにP10シリーズの写真機能を体験できるフォトスタジオイベントも開催される予定だ。SIMフリースマホの中でもトップクラスの機能とデザイン、使い勝手を実現しているP10シリーズの実力をぜひ店頭で確かめてみてはいかがだろうか。
販売はファーウェイのオンラインストアのほか、IIJmioやイオンモバイルなどMVNO、全国の家電量販店、アマゾンをはじめとするECサイトで取り扱われる。価格は「P10 Plus」が72,800円(税抜)、「P10」が65,800円(税抜)。カラーバリエーションはP10 Plusが2色、P10が4色になる。
P10 Plusは画面サイズが約5.5インチ。解像度2,560×1,440画素のIPS液晶を搭載。明るさは500nits、コントラスト値は1,500対1。CPUにはHiSilicon社製のKirin 960オクタコアプロセッサーを内蔵。メインメモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBになる。バッテリー容量は3,750mAhと、iPhone 7 PlusやGalaxy S7 edgeよりも大容量であることをアピールしている。
P10の画面サイズは約5.1インチ。解像度1,920×1,080画素のIPS液晶を搭載。本機のCPUもHiSilicon社製のKirin 960オクタコアプロセッサーで、メインメモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。バッテリーの容量は3,200mAh。両モデルともバッテリーは標準的な使い方で1.8日から2日間持続するというスタミナ性能を備える。さらに30分で約1日分のバッテリーが充電できる急速充電も搭載する。OSはP10 Plus/P10ともにAndroid 7.0。
通信まわりのスペックは両モデル共通で、LTEクアッドアンテナの搭載により受信時の最大速度は262.5Mbpsとする。対応するバンドはFDD方式がB1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29、TDD方式がB38/39/40/41と広い。最大3バンドのキャリアアグリゲーション機能を搭載する。SIMはダブルスロットで、デュアルスタンバイが可能。USB端子はType-Cになる。
カメラにはライカとの共同開発によるダブルレンズユニットを搭載する。1,200万画素のカラーセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーで撮影した画像を合成して、高精細な静止画をキャプチャーする。
オートフォーカスは像面位相差/コントラスト/レーザー/デプスAFをミックスした「4-in-1ハイブリッドフォーカス」による高速で精度の高い合焦性能を確保。光学手ブレ補正機能により、高画質な静止画・動画撮影をサポートする。また、今回はインカメラもライカ製にこだわり、解像度は800万画素、開口率はF1.9としている。動画は4K撮影が可能。カメラアプリを立ち上げて画面の左右スワイプでモード切替が行える、スムーズなUI設計が使いやすかった。
上位モデルに位置づけられるP10 Plusは、メインカメラに第2世代ライカ・ダブルレンズProを搭載。ここには、開口率F1.8という明るさを備える、暗所撮影に強いライカを代表する高画質レンズ「SUMMILUX-H」が採用されている。なおP10のレンズユニットは「SUMMARIT-H」のダブル構成で、F値は2.2となる。
モノクロセンサーは2,000万画素で、2倍ズーム時にも画質の劣化がないハイブリッドズーム機能を搭載。透明度を高めるとともにレンズ収差も抑えるなど、光学特性は厳しい評価を重ねて完成したものだという。カメラ機能は単純にライカのレンズを採用したというだけでなく、ハード部分やソフトウェアなど画質に関わる細部まで、ライカとファーウェイが協力しながらチューニングを練り上げているところも特筆すべきポイントだ。
ダブルレンズによる撮影は、特に「ポートレートモード」を強化。カメラアプリを起動して、トップに並ぶアイコンをタップしてモードを切り替えると、ライカのダブルレンズによる精緻な3D顔面認識により被写体の陰影を正確に再現した静止画が撮れる。深度測定アルゴリズムによる美しいボケ味表現も、前機種から高い評価を受けている。さらに美肌効果を段階的に調整したり、インカメラでモノクロのポートレートを撮影したりとアーティスティックな撮影機能の幅も広い。
スマホとして世界で初めて、ライカとコラボにしたP10 PlusとP10は、インカメラに従来比で2倍の明るさを持つ新型センサーを搭載。ローライト撮影性能を高めた。発表会ではiPhoneのインカメラよりも明るく、色鮮やかな写真が撮れるスマホであることをアピールした。
本体フロント側には2.5Dのカーブを持たせた第5世代のGorilla Glassを採用。優美なデザインと強度アップの両立を図った。本体の厚みは約7mm。丸みを帯びたエッジの柔らかなホールド感が特徴。ベゼル幅を1.35mmと狭くしたことで、片手でにぎりながらでも快適に操作ができるし、手のひらに心地よく馴染むホールド感が得られた。
背面はカメラユニットに出っ張りがないデザインとし、さらにP10 PlusはiPhone 7 Plusと同じ約5.5インチのディスプレイを搭載しながら、縦横寸法がよりコンパクトになっていることも比較イメージを比べながらアピールした。
P10のダズリングブルー、P10 Plusのダズリングゴールドは、本体の背面に100万回以上のマイクロカットを施した「ハイパーダイアモンドカット」を採用。指紋や傷がつきにくいことが特徴になる。
その他のカラーバリエーションはサンドブラスト仕上げによる美しいマットな質感で、こちらも指紋の付着に対して強いことが実機で確認できた。P10 Plusのグリーナリー、P10はダズリングブルーの各カラバリは、PANTONE社が2017年のトレンドカラーとして推す色を採用する。
フロントパネルのボトム側には指紋認証センサーも内蔵する「ナビゲーションキー」を設けた。ガラスパネルの下に配置されたセンサーは、指紋認証によるセキュリティロック解除のほかタップ/長押し/左右スワイプのジェスチャーを認識。それぞれのアクションにホーム/戻るなどの操作が割り当てられる。従来のソフトウェア・キーによる操作と切り替えることもできるが、同社ではナビゲーションキーを活用することで、画面内にコンテンツを表示できる領域が広く取れることのメリットを押していた。
ほかにも高性能「HUAWEIウルトラメモリ」の搭載によりマルチタスクでのパフォーマンスを改善。ユーザーが頻繁に使うアプリや操作の傾向を機械学習のアルゴリズムが学ぶことにより、優れたパフォーマンスをキープしたまま省電力性能も高められる。
ファーウェイでは、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機の店舗で新製品のタッチアンドトライイベントを実施する。また6月20日から六本木ヒルズ・大屋根広場を皮切りにP10シリーズの写真機能を体験できるフォトスタジオイベントも開催される予定だ。SIMフリースマホの中でもトップクラスの機能とデザイン、使い勝手を実現しているP10シリーズの実力をぜひ店頭で確かめてみてはいかがだろうか。