性能を上げ様々な用途に対応
東芝、オンキヨー製2ウェイスピーカー搭載で音質強化したHDR対応15.6型ノートPC「dynabook T」
東芝クライアントソリューションは、ノートPC「dynabook」ブランドの2018年春モデルとして、内蔵スピーカーを強化した15.6型ノートPC「Tシリーズ」3機種を発売する。
■Tシリーズ
・「dynabook T95/F」 1月19日発売、予想実売価格24万円前後
・「dynabook T75/F」 1月19日発売、予想実売価格20万円前後
・「dynabook T55/F」 2月上旬発売、予想実売価格16万円前後
製品発表会では、同社執行役員 小杉 稔氏らが登壇。小杉氏は「東芝クライアントソリューションの強みは、製造からサポートまで一気通貫、一社で対応できるところ。お客様の課題を解決できるソリューションを次々投入していきたい」と挨拶した。
「dynabook Tシリーズ」は15.6型サイズのスタンダードなノートPC。同社商品統括部PC商品部グループ長の松村 岳氏は、「PCの買い替えサイクルが長期化していることを鑑みて、5年前のPCからの買い替えを想定している。5年前と比べて多様化したPC用途や、動画視聴、動画制作、3Dコンテンツなど主流となりつつある高性能を求めるコンテンツにも対応させた」と商品コンセプトを解説した。
上位モデル「T95/F」と中位モデル「T75/F」はCPUにインテルの第8世代型Core i7-8550Uを搭載。高い処理能力と引き換えに消費電力や発熱も大きいCPUだが、独自の空冷技術により薄型筐体でも効率的な放熱を確保したとしている。また、電源部に独自の電源制御技術を採用することで、従来モデルと変わらない小型ACアダプターの採用を実現している。なお、「T55/F」は第7世代型Core i3-7130Uを搭載する。
従来モデルから引き続き、発色や文字視認性に優れたフルHDディスプレイを搭載。また最上位の「T95/F」は、フルHD解像度ながらHDRビデオのストリーミング再生に対応。動画配信サービスで提供されている、HDR10で収録されたHDRコンテンツの再生に対応している。なお、UltraHD Blu-rayの再生には対応していない。
ハードウェア面における大きな特徴は、オンキヨー、DTSと協力して開発した2way/4スピーカー構成の新内蔵スピーカーシステム。PC筐体は従来モデルと同じデザインを採用しているが、内部構造を再設計し、オンキヨー開発の新スピーカーモジュールを搭載した。
松村氏は、「dynabookユーザーがパソコンで音楽をどのように聴いているか独自に調査したところ、内蔵スピーカーで聴く方が一番多く、その音質も内蔵スピーカーとしては高評価が得られていた」という。そこで今回ハードウェアを改良し、さらなる高音質を目指したのだという。
オンキヨーが新開発したスピーカーモジュールは、左右それぞれにウーファー1基、トゥイーター1基を配した2way/4スピーカー構成。筐体内部の曲面や隙間に可能な限り追従したデザインとなっている上、内部配線をフラットケーブルに統一することで容積を確保。音のこもりが少なく、大音量でも歪みの少ない音を再現するとしている。
ドライバーユニットは筐体側に寄せるかたちで配置し、ドライバー背面の空間を大きく確保。低域の音量を増強している。
その他、全機種にタッチ式指紋認証センサー、「T95/F」には顔認証センサーを搭載。BDXL対応のブルーレイディスクドライブ、4K出力対応のHDMI出力端子、USB3.0端子2基、USB2.0端子2基を内蔵。また、マイクロソフトが推進するバーチャルリアリティープラットフォーム「Windowx Mixed Reality」の動作要件にも対応する。
また、2018年春モデルとして、12.5型の2in1ノートPC「dynabook Vシリーズ」、モバイルPCながら光学ドライブを内蔵した13.3型「dynabook RXシリーズ」、スマートフォンと同等のインセル型タッチディスプレイを搭載した13.3型モバイルPC「dynabook UXシリーズ」も同時に発表。いずれのシリーズでも、高輝度パネルを搭載する上位モデルでは、「T95/F」と同様のHDRストリーミング再生機能に対応する。
■Tシリーズ
・「dynabook T95/F」 1月19日発売、予想実売価格24万円前後
・「dynabook T75/F」 1月19日発売、予想実売価格20万円前後
・「dynabook T55/F」 2月上旬発売、予想実売価格16万円前後
製品発表会では、同社執行役員 小杉 稔氏らが登壇。小杉氏は「東芝クライアントソリューションの強みは、製造からサポートまで一気通貫、一社で対応できるところ。お客様の課題を解決できるソリューションを次々投入していきたい」と挨拶した。
「dynabook Tシリーズ」は15.6型サイズのスタンダードなノートPC。同社商品統括部PC商品部グループ長の松村 岳氏は、「PCの買い替えサイクルが長期化していることを鑑みて、5年前のPCからの買い替えを想定している。5年前と比べて多様化したPC用途や、動画視聴、動画制作、3Dコンテンツなど主流となりつつある高性能を求めるコンテンツにも対応させた」と商品コンセプトを解説した。
上位モデル「T95/F」と中位モデル「T75/F」はCPUにインテルの第8世代型Core i7-8550Uを搭載。高い処理能力と引き換えに消費電力や発熱も大きいCPUだが、独自の空冷技術により薄型筐体でも効率的な放熱を確保したとしている。また、電源部に独自の電源制御技術を採用することで、従来モデルと変わらない小型ACアダプターの採用を実現している。なお、「T55/F」は第7世代型Core i3-7130Uを搭載する。
従来モデルから引き続き、発色や文字視認性に優れたフルHDディスプレイを搭載。また最上位の「T95/F」は、フルHD解像度ながらHDRビデオのストリーミング再生に対応。動画配信サービスで提供されている、HDR10で収録されたHDRコンテンツの再生に対応している。なお、UltraHD Blu-rayの再生には対応していない。
ハードウェア面における大きな特徴は、オンキヨー、DTSと協力して開発した2way/4スピーカー構成の新内蔵スピーカーシステム。PC筐体は従来モデルと同じデザインを採用しているが、内部構造を再設計し、オンキヨー開発の新スピーカーモジュールを搭載した。
松村氏は、「dynabookユーザーがパソコンで音楽をどのように聴いているか独自に調査したところ、内蔵スピーカーで聴く方が一番多く、その音質も内蔵スピーカーとしては高評価が得られていた」という。そこで今回ハードウェアを改良し、さらなる高音質を目指したのだという。
オンキヨーが新開発したスピーカーモジュールは、左右それぞれにウーファー1基、トゥイーター1基を配した2way/4スピーカー構成。筐体内部の曲面や隙間に可能な限り追従したデザインとなっている上、内部配線をフラットケーブルに統一することで容積を確保。音のこもりが少なく、大音量でも歪みの少ない音を再現するとしている。
ドライバーユニットは筐体側に寄せるかたちで配置し、ドライバー背面の空間を大きく確保。低域の音量を増強している。
その他、全機種にタッチ式指紋認証センサー、「T95/F」には顔認証センサーを搭載。BDXL対応のブルーレイディスクドライブ、4K出力対応のHDMI出力端子、USB3.0端子2基、USB2.0端子2基を内蔵。また、マイクロソフトが推進するバーチャルリアリティープラットフォーム「Windowx Mixed Reality」の動作要件にも対応する。
また、2018年春モデルとして、12.5型の2in1ノートPC「dynabook Vシリーズ」、モバイルPCながら光学ドライブを内蔵した13.3型「dynabook RXシリーズ」、スマートフォンと同等のインセル型タッチディスプレイを搭載した13.3型モバイルPC「dynabook UXシリーズ」も同時に発表。いずれのシリーズでも、高輝度パネルを搭載する上位モデルでは、「T95/F」と同様のHDRストリーミング再生機能に対応する。