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「DTS Headphone:X」に対応

LG、WQHDモニター2 台分の横長大画面ゲーミングモニター「49GR85DC-B」

公開日 2023/10/06 16:13 編集部 : 伴 修二郎
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングモニター“LG UltraGear”シリーズから、48.8インチ(32:9)の「49GR85DC-B」を11月上旬より発売する。価格はオープンだが、税込230,000円前後での実売が予想される。

「49GR85DC-B」

WQHD(2,560×1,440)モニター2台分となる解像度5,120×1,440、アスペクト比32:9、1000R曲面型のVAパネルを搭載するゲーミングモニター。1mの距離からちょうど視差なく見ることができ、幅約1.2mの大画面ながら、視点移動や視差の負担が少なく、16:9比率や平面画面では味わうことのできない迫力あふれる臨場感でゲームが楽しめるとアピールする。

液晶パネルのバックライトには32ブロックのローカルディミング(部分駆動)を採用し、暗い場所と明るい場所をしっかりと再現できる。VESAが策定する「VESA DisplayHDR 1000」を取得、ピーク輝度は1,000cd/m2、コントラスト比は3,000:1、色域はDCI-P3を95%(標準値)カバーする。

背面部

VESAが策定した「DSC(Display Stream Compression)」にも対応し、10bitカラーで高解像度かつ高リフレッシュレートの膨大な映像データを非圧縮で表示できる。また、ティアリング(ちらつき)やスタッタリング(カクつき)を抑えるAMD FreeSyncテクノロジーの中でも最上位となる「AMD FreeSync Premium Pro テクノロジー」の認証を取得している。

リフレッシュレートは240Hzに対応し、リアリティあふれる高精細な映像をスムーズで滑らかに表示することが可能。応答速度は1ms(GTG)で、画面のモーションブラー(にじみ)を軽減してクッキリと映像を表示し、フリッカーの発生も防ぐという。映像信号の画面出力を優先し、遅延を最小限に抑える「DASモード」もサポートする。

サウンド面では、ヘッドホンで立体的な音響効果をもたらす「DTS Headphone:X」に対応する。側面や背面から迫るライバルの位置を音で把握することが可能で、幅広い画面による圧倒的な視界と立体的な音響効果によって、「これまでの常識を覆すゲーム体験をもたらす」としている。なお、本モニターにスピーカーは内蔵しない。

WQHDの映像を2画面に表示できる「PBP(ピクチャーバイピクチャー)」、ゲーム画面に他のコンテンツを小窓で表示できる「PIP(ピクチャーインピクチャー)」に対応。さらに本体に実装されるUSBハブで、PCをデスクの下に置いていてもモニターを介してキーボードやマウスを接続できる。

ヘッドホン端子はマイク入力にも対応する4極のミニジャックを採用し、ヘッドホンを着脱しやすいようにモニター下部に配置する。スタンド部は左右15°のスイベル調整、110mmの高さ調整、前後-5〜15°のチルト角調整に対応する。

入出力端子はHDMI入力×2、DisplayPort入力、ヘッドホン出力+マイク入力(4極ステレオミニジャック)、USBアップストリーム(USB 3.0)、USBダウンストリーム×2(USB3.0)を装備。外形寸法(スタンド有り)は1,170W×473〜583H×393Dmm、質量は15.1kg。

側面部

背面の端子部

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