使い勝手などをチェック
ソニー、定額聴き放題音楽配信「Music Unlimited」説明会を開催 − 記者のファーストインプレッションも
■楽曲ダウンロードでネット非接続時も利用可能
好みの楽曲だけを集めたプレイリストや「マイライブラリー」機能も装備。自分のパソコン内に保存している楽曲などを「Music Unlimited」が提供しているクラウド上の楽曲と同期させる「Music Sync(ミュージックシンク)」機能も搭載しており、同期された楽曲とそのリストは、クラウド上にある「マイライブラリ」に自動的に反映され、どの対応機器からでも簡単にアクセスして、音楽を楽しめる。
なお、楽曲マッチングについては元の(手持ちの)楽曲の圧縮率が低いほうが解析の精度が上がるとのことだった。また、プレイリストはm3u形式、アプリではiTunesとWindows Media Playerに対応している。
また、ネット環境がない状態でもサービスを利用できる「オフライン再生機能」を搭載。プレイリストやチャンネルから楽曲のデータを、ネット接続可能な状況で事前にダウンロードしておくことで、オフラインでも再生できるようにする。
なお、ダウンロードしたデータはスマートフォンであればメモリーカードに保存。スマートフォンは最大4,000曲、PS Vitaは最大1,000曲まで楽曲データをキャッシュしておける。また、PS Vitaではプレイリストだけでなくチャンネルもキャッシュできる。
なお、ダウンロードした楽曲データはMusic Unlimitedへ30日に1回アクセスして認証する必要があるため、例えば無料期間中に大量ダウンロードして退会してしまうなどといったことはできない。また、プレイリストなどのデータは1ヶ月間保持しておくとのことで、例えばいったん退会(料金支払いを停止)してしまったような場合でも、1ヶ月以内に再度利用を再開すれば以前のデータを利用できる。
楽曲再生にあたっては、再生履歴などからユーザーの嗜好を学習。そのため、例えば「ロック」という同じチャンネルであっても、使用していくうちにユーザーごとに異なる楽曲がリストアップされていくことになる。
なおこのパーソナライズ機能については、例えば「この楽曲を聴いている人はこの曲も聴いています」といったもののように他人の再生履歴などが関係するものではなく、ユーザー単独のデータから判断しているという。