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【特別企画】短期集中連載

ティアック「Reference 501シリーズ」を聴く(第2回) USB-DAC「UD-501」

公開日 2012/11/20 10:30 山之内 正
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■独自開発の再生ソフト「TEAC HR Audio Player」


ベータ版が配布されているティアック「TEAC HR Audio Player」で試聴を行った
DSD信号の伝送はWindows PCからはASIO 2.1またはDoPでの再生に対応し、MacではDoPのみをサポートするが、いずれのOSについても独自開発の再生ソフト「TEAC HR Audio Player」(関連ニュース)を本機と組み合わせて利用することを推奨している。

この再生ソフトはシンプルなインターフェイスでわかりやすい操作性を実現しており、DSD再生のハードルを低くすることが期待できそうだ。DSDに加えて最大384kHz/32bitのPCM信号の再生にも対応しているので、ハイレゾ音源の再生用に常用するのもお薦めできる(12月上旬公開予定、11月上旬時点でベータ版公開中)。

■デュアルモノ構成を採用。高品位デバイスを惜しげも無く投入

サイズの制約があるにも関わらず回路構成には妥協がなく、電源回路からアナログ出力までデュアルモノ構成を採用、電源トランスもトロイダル型を2基搭載するなど、高級オーディオ機器に迫るこだわりが目を引く。

DACはバーブラウンのPCM1795を各チャンネルに搭載し、オペアンプにMUSES8920を導入するなど、デバイスやパーツの選択にもコストではなく性能を重視する姿勢を読み取ることができる。アナログ出力はRCAアンバランス端子に加えてXLR出力を装備しており、ノイズの影響を抑えた高音質伝送が期待できそうだ。

電源部にはトロイダルトランスを採用

DACにはバーブラウン「PCM1795」を搭載。オペアンプは「MUSES8920」

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