【レビュー】シャープのフルセグ対応スマホ「AQUOS PHONE Xx 206SH」を試す

音楽を聴く・写真を撮る

「206SH」に内蔵されているオーディオ用LSIにはWolfsonの次世代音声処理LSIが採用されている。シャープではこの効果について、高解像感な音楽再生と、音楽データを効率よく処理できることで、音楽再生時の消費電力低減につながると説明している。

実際に同じWAV形式の音楽ファイルを、「206SH」とiPod touch 5Gとで比較しながら聴いてみた。確かに解像感の高いサウンドだが、「206SH」の方がやや音色がウォームで柔らかい印象。中低域のアタック感はやや緩めに感じられた。なお203SH同様にWAV/FLACファイルの再生にも対応している。FLACは44.1kHz/16bitのファイルは再生できたが、24bitのファイルはMusicファイルのリストに表示されるものの、再生できなかった。

カメラ機能もチェックした。メインのカメラユニットには有効画素数が1310万画素のCMOSセンサーを採用。なお、インカメラも裏面照射型207万画素CMOSセンサーを搭載しているので、自分撮りやWeb通話も高感度かつ高精細に行える。動画はフルHD/1920×1080画素での撮影が可能だ。