フルセグを視聴&録画できる
【レビュー】シャープのフルセグ対応スマホ「AQUOS PHONE Xx 206SH」を試す
操作性の高いユーザーインターフェース
本体の厚み9mmというサイズは、先日レビューしたドコモのフルセグ対応端末「ARROWS NX」とほぼ同じだが、「206SH」は側面にボタンを設けていないことから、デザインはよりスマートな印象で、ホールド感もよい。ハードウェアキーは本体上部の電源ボタンしかないので、使っていて誤操作が少なかった。
ユーザーインターフェースは2012年夏モデルのAQUOS PHONEシリーズから採用されている、シャープとデザインハウスfrog(フロッグデザイン)が共同開発した「Feel UX」を採用(関連ニュース)。アプリケーション/ウィジェット/ショートカットの3つのシートを並べた「3ラインホーム」により、目当てのアプリへのアクセスを高めた。スタンダードなUIに近い「SHホーム」との切り替えは専用アイコンのシングルタップで行える。
今春発売の「203SH」が採用する「アナザービュー」は、本機にも搭載されている。これはスマートフォンのメイン画面の中に「ミニ画面」をPinP表示し、2つのアプリを同時に表示・利用できるというもの。例えば「メール」アプリを起動しながら、ミニ画面で「ギャラリー」アプリを起動、本体に保存した写真をドラッグ&ドロップでメール本文に貼り付けたり、Twitterアプリをフル画面表示しながら、ミニ画面でテレビを見るという楽しみ方もできる。このあたりは次のテレビ視聴の項目でも詳しく紹介する。