【レビュー】シャープのフルセグ対応スマホ「AQUOS PHONE Xx 206SH」を試す

「アナザービュー」を活かしたテレビ視聴が便利

本機を使って実感したのは、「アナザービュー」機能により、テレビを見ながら同じ画面で別のアプリを利用できる「ミニテレビ」機能。既に「203SH」で本機能を利用しているユーザーも多いと思うが、「206SH」ではフルセグ視聴にも対応している。

テレビアプリの画面上部右端に配置されている「ミニ」アイコンをタップすると、画面が「ミニテレビ」に切り替わる。ミニテレビの画面は表示位置やサイズを変えることもできる。この機能を活用して、例えばメインではツイッターを立ち上げ、ミニテレビでスポーツ観戦を楽しむこともできる。ただし2つのアプリは連動していないので、視聴中のテレビ番組のタイトルをツイッターのハッシュタグとして取り出す、などという使い方はできない。

「アナザービュー」で利用できるミニアプリは「テレビ」「（本機で録画したテレビ番組を含む）内蔵動画再生」「ネット動画（YouTube）」「アルバム」「マップ」「メール」「予定表」と、Facebook/mixi/Twitterの更新情報をチェックできる「Social Boardウィジェット」の8件。「Social Board」を使えばテレビアプリをメインにして、ミニ画面で自分のTwitterアカウントのフィードが見られるが、ツイートの投稿はできない。Twitterなどソーシャルアプリをミニアプリとしてもっと活用できれば、さらに便利になるだろう。なお、テレビアプリを起動中に、他の動画視聴アプリをミニ画面として起動することはできない仕様になっている。