パイオニア「X-SMC55」レビュー − シックな外観と同じく大人の包容感ある豊かなサウンドのコンポ
パイオニア「X-SMC55」は、黒を基調にしたスタイリッシュかつシックなデザインのAirPlay/Bluetooth対応ミニコンポだ。音の傾向も、そのデザインのイメージを裏切らない。6.6 センチ径のフルレンジのユニットの下に 7.7 センチ径のパッシブラジエーターを装備して低音再生力をアップ。また、その低音のエネルギーに対処するべく、左右のスピーカー部とセンターのレシーバー部をそれぞれユニット化するという振動対策も施されている。
さらに、スマートフォンやPC内の音楽をWi-Fi-経由でワイヤレス再生に対応。AirPlayやDLNA再生、USBメモリ内の音楽再生、iPhone/iPod touchのデジタル接続(ドックはLightning端子。4S以前のモデルはUSB端子で対応)、CD再生、FMラジオやインターネットラジオの聴取など、多彩なメディアを再生して楽しめる点も魅力のひとつだ。
パイオニアのアプリ「ControlApp」(iOS/Android両方用意)を使って、本機の電源ON/OFFやボリューム調整、イコライザーの切り換えや再生曲選択などの操作も行える。
ちなみに、SMC55より一段お手頃価格の「X-SMC22」も発売中。こちらはWi-Fi再生やAirPlay、iPhone/iPod touchのデジタル接続には非対応だが、Bluetoothに対応。スマホやPC内の音源を手軽にワイヤレス再生できる。aptXやAACにも対応しているので、高品位な再生ができるのが特徴だ。
「X-SMC55」の音質チェックをすると、まずMacbook ProからのAirPlayでの再生ではしっかりとした音像を感じさせてくれた。低域には厚みがあり、ウッドベースの存在感が大きい。
続いてDLNAを使いX-SMC55でNAS内の音源を聴いてみた。音の純度がずいぶん上がり、SNも良い。しっかりとした剛性感のある音で、楽器ごとの素材の質感も伝わってくる。クラシックの試聴では、音量の小さいパートでのニュアンスやホールトーンの伸びやかさがいい。
CDからの再生ではさらに音の純度が上がり、積極的な音楽表現が楽しい。クラシックでは音場の奥行きがあり、音場の横幅は狭いもののスケール感も出てくる。
特にジャズとの相性は良く、ウッドベースの胴鳴りやドラムセットのタイコの感じ、シンバルの金臭さやピアノの立ち上がりも楽しむことができた。音量を上げすぎるとボディの響きが大きくなるので留意したい。適切な音量で、音痩せせずに聴けるウェルバランスな製品だ。
さらに、スマートフォンやPC内の音楽をWi-Fi-経由でワイヤレス再生に対応。AirPlayやDLNA再生、USBメモリ内の音楽再生、iPhone/iPod touchのデジタル接続(ドックはLightning端子。4S以前のモデルはUSB端子で対応)、CD再生、FMラジオやインターネットラジオの聴取など、多彩なメディアを再生して楽しめる点も魅力のひとつだ。
パイオニアのアプリ「ControlApp」(iOS/Android両方用意)を使って、本機の電源ON/OFFやボリューム調整、イコライザーの切り換えや再生曲選択などの操作も行える。
ちなみに、SMC55より一段お手頃価格の「X-SMC22」も発売中。こちらはWi-Fi再生やAirPlay、iPhone/iPod touchのデジタル接続には非対応だが、Bluetoothに対応。スマホやPC内の音源を手軽にワイヤレス再生できる。aptXやAACにも対応しているので、高品位な再生ができるのが特徴だ。
「X-SMC55」の音質チェックをすると、まずMacbook ProからのAirPlayでの再生ではしっかりとした音像を感じさせてくれた。低域には厚みがあり、ウッドベースの存在感が大きい。
続いてDLNAを使いX-SMC55でNAS内の音源を聴いてみた。音の純度がずいぶん上がり、SNも良い。しっかりとした剛性感のある音で、楽器ごとの素材の質感も伝わってくる。クラシックの試聴では、音量の小さいパートでのニュアンスやホールトーンの伸びやかさがいい。
CDからの再生ではさらに音の純度が上がり、積極的な音楽表現が楽しい。クラシックでは音場の奥行きがあり、音場の横幅は狭いもののスケール感も出てくる。
特にジャズとの相性は良く、ウッドベースの胴鳴りやドラムセットのタイコの感じ、シンバルの金臭さやピアノの立ち上がりも楽しむことができた。音量を上げすぎるとボディの響きが大きくなるので留意したい。適切な音量で、音痩せせずに聴けるウェルバランスな製品だ。