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ノイキャン+ワイヤレス、しかも小さく使いやすい! AKG「N60NC WIRELESS」レビュー
ノイズキャンセリングとワイヤレスに両対応したヘッドホンに注目が集まっている。そんな中、ついにAKGからも、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホン「N60NC WIRELESS」が誕生した。しかもプレミアムライン「Nシリーズ」からの登場だ。AKGファンはもちろん、NC+ワイヤレスヘッドホンを探している方にとって気になる存在であることは間違いない。さっそくレビューしていこう。
「N60NC WIRELESS」は、サウンドやデザインが評判の高い「N60NC」をベースにしながら、ワイヤレスの機能性を練り上げたモデルだ。大きな特徴は、一般的なノイズキャンセリング+Bluetoothヘッドホンよりコンパクトな、そのサイズ。ハウジングは女性の手のひらにも収まるほどの大きさで、質量も199gと軽量。独自の3D-Axis機構により折りたたみもできるので、気軽にカバンに入れて外に持ち出せる。
装着スタイルは耳を覆うアラウンドイヤースタイルではなく、耳の上に載せるオンイヤースタイル。そう聞くと長時間使用した際の装着感が気になる方もいるだろうが、ヘッドバンドやイヤーパッドがクッション性を高めるため厚みのあるつくりとなっており、耳や頭に柔らかにフィットする。アームが柔らかくしなるため、長時間音楽を聴いていても心地よい装着感が持続した。
AKGらしい落ち着いたブラックを基調としたシンプルなデザインだが、ややツヤのある質感が加わっており、角度によってキラリと存在感を発揮してくれる。電源に曲送り、ボリュームのアップダウンを操作するボタンは右のイヤーカップに配置。ヘッドホンケーブルのジャックは左側だ。
Bluetoothのオーディオコーデックは音質重視のaptXとAACの両方をサポートする。40mm口径のドライバーも、N60NCで高い評価を受けているサウンドキャラクターをそのまま踏襲している。
アクティブ・ノイズキャンセリングはハウジングの内側と外側の両方に騒音を集めるマイクを乗せて、フィードフォワード&フィードバックを組み合わせるハイブリッド方式を引き続き採用する。AKG独自のノイズ消音回路を組み込み、AKG史上最高のノイズ低減率をワイヤレスヘッドホンでも実現しているという。音楽を再生せず、ノイズキャンセリングのオン/オフを切り替えてみると、違和感のない自然な消音効果を確かめることができた。
N60NC WIRELESSは、本体に付属するケーブルを使ってプレーヤーと有線接続することもできる。たとえば飛行機に乗ったときを考えてみよう。スマホやDAPにつないで音楽再生を楽しむだけでなく、機内エンターテインメントの音声も楽しみたくなるのはもちろんだ。有線接続できる本機であれば、そんなシチュエーションにも対応できる。なおN60NC WIRELESSは、付属のキャリングポーチに充電用USBケーブルとヘッドホンケーブル、航空機変換アダプターを収納できるポケットが付いていて、これがことのほか便利だ。
本体内蔵のバッテリーはノイズキャンセリングとワイヤレスの機能を両方をオンにした状態で15時間と、抜群のスタミナ性能を備えている。ノイズキャンセリング機能だけをオンにして有線接続で使えばバッテリー持続時間がさらに最大30時間にまで伸びるので、1泊2日程度の旅行や出張であれば、フル充電状態からチャージせず往復できるだろう。本体の電源をオンにして、付属のヘッドホンケーブルを装着すれば自動的にBluetooth機能がオフになり、有線ノイズキャンセリングヘッドホンとして使える。なお、電源を完全にオフにした状態での有線リスニングも可能だ。
N60NC WIRELESSのサウンドはオンキヨー“GRANBEAT”「DP-CMX1」にaptX接続し、ワイヤレスの音を中心に聴いてみた。
「N60NC WIRELESS」は、サウンドやデザインが評判の高い「N60NC」をベースにしながら、ワイヤレスの機能性を練り上げたモデルだ。大きな特徴は、一般的なノイズキャンセリング+Bluetoothヘッドホンよりコンパクトな、そのサイズ。ハウジングは女性の手のひらにも収まるほどの大きさで、質量も199gと軽量。独自の3D-Axis機構により折りたたみもできるので、気軽にカバンに入れて外に持ち出せる。
装着スタイルは耳を覆うアラウンドイヤースタイルではなく、耳の上に載せるオンイヤースタイル。そう聞くと長時間使用した際の装着感が気になる方もいるだろうが、ヘッドバンドやイヤーパッドがクッション性を高めるため厚みのあるつくりとなっており、耳や頭に柔らかにフィットする。アームが柔らかくしなるため、長時間音楽を聴いていても心地よい装着感が持続した。
AKGらしい落ち着いたブラックを基調としたシンプルなデザインだが、ややツヤのある質感が加わっており、角度によってキラリと存在感を発揮してくれる。電源に曲送り、ボリュームのアップダウンを操作するボタンは右のイヤーカップに配置。ヘッドホンケーブルのジャックは左側だ。
Bluetoothのオーディオコーデックは音質重視のaptXとAACの両方をサポートする。40mm口径のドライバーも、N60NCで高い評価を受けているサウンドキャラクターをそのまま踏襲している。
アクティブ・ノイズキャンセリングはハウジングの内側と外側の両方に騒音を集めるマイクを乗せて、フィードフォワード&フィードバックを組み合わせるハイブリッド方式を引き続き採用する。AKG独自のノイズ消音回路を組み込み、AKG史上最高のノイズ低減率をワイヤレスヘッドホンでも実現しているという。音楽を再生せず、ノイズキャンセリングのオン/オフを切り替えてみると、違和感のない自然な消音効果を確かめることができた。
N60NC WIRELESSは、本体に付属するケーブルを使ってプレーヤーと有線接続することもできる。たとえば飛行機に乗ったときを考えてみよう。スマホやDAPにつないで音楽再生を楽しむだけでなく、機内エンターテインメントの音声も楽しみたくなるのはもちろんだ。有線接続できる本機であれば、そんなシチュエーションにも対応できる。なおN60NC WIRELESSは、付属のキャリングポーチに充電用USBケーブルとヘッドホンケーブル、航空機変換アダプターを収納できるポケットが付いていて、これがことのほか便利だ。
本体内蔵のバッテリーはノイズキャンセリングとワイヤレスの機能を両方をオンにした状態で15時間と、抜群のスタミナ性能を備えている。ノイズキャンセリング機能だけをオンにして有線接続で使えばバッテリー持続時間がさらに最大30時間にまで伸びるので、1泊2日程度の旅行や出張であれば、フル充電状態からチャージせず往復できるだろう。本体の電源をオンにして、付属のヘッドホンケーブルを装着すれば自動的にBluetooth機能がオフになり、有線ノイズキャンセリングヘッドホンとして使える。なお、電源を完全にオフにした状態での有線リスニングも可能だ。
N60NC WIRELESSのサウンドはオンキヨー“GRANBEAT”「DP-CMX1」にaptX接続し、ワイヤレスの音を中心に聴いてみた。