「4つの最新アプリ」の魅力に迫る
テレビの楽しさをつなげるアプリ − 東芝「レグザAppsコネクト」開発者インタビュー
東芝の液晶テレビREGZAに、今年は4K対応の「Z8Xシリーズ」(関連ニュース)、プレミアム2Kモデルの「Z8シリーズ」(関連ニュース)という2つのフラグシップラインが投入された。テレビ本体の画質・音質のクオリティを高めるとともに、タイムシフトマシンをはじめとした録画機能の充実を図った2つのZシリーズの独自性を語る上で、もう一つ見逃すことのできない大事な要素がある。それはテレビ専用のスマートフォン、タブレットアプリとの連携機能による「レグザAppsコネクト」のサービスに対応していることだ。
レグザAppsコネクトの進化の軌跡を辿ってみると、テレビにとっての「スマート」を追求してきた東芝REGZAの独自性が見えてくる。今回はレグザAppsコネクト、およびクラウドサービスの開発に携わる(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社の大橋史恭氏、坪井創吾氏、金子祐紀氏、小島政彦氏、高橋庸介氏を訊ね、いま同社が力を入れて開発に取り組むアプリとそのビジネスモデルを取材した。
■アプリの開発は「第2のフェーズ」に入った
東芝が「レグザAppsコネクト」のサービスを開始したのは2010年秋のことだ。当初リリースされたアプリ「RZタグラー」(関連ニュース)では、液晶テレビの“CELL REGZA”、並びにBDレコーダーの対応機種がリモコン操作できるようになる「タッチリモコン」や、録画した番組にチャプター情報やプレイリストを「タグ情報」として記録したデータを、クラウド上で共有できる「タグリストシェア」の機能などが利用できた。当時テレビメーカーがテレビ専用のアプリを自社で開発して提供するというアプローチは珍しく、以降も東芝はレグザAppsコネクト対応のアプリを精力的にリリースしながら、主にテレビの視聴・録画周辺の環境を充実させ、ユーザーとテレビの関係性を変えてきた。
現在はレグザAppsコネクトの利用状況や開発環境はどのように変化したのだろうか。企画開発担当の坪井氏に訊ねた。
「レグザAppsコネクトが立ち上がった当時は、実験的な取り組みも含めて面白そうなアプリは取りあえず作って出してみようというスタンスで開発に取り組んでいました。現在はアプリの開発段階は“第2のフェーズ”に入ったと捉えています。これまで提供してきたアプリから、ユーザーの使い方などを分析することで傾向が見えてきました。それらの中からユーザーの利用頻度が高い機能や、将来性が高そうな機能を選択・集中し、伸ばしていく段階に今はあります」(坪井氏)
レグザAppsコネクトの進化の軌跡を辿ってみると、テレビにとっての「スマート」を追求してきた東芝REGZAの独自性が見えてくる。今回はレグザAppsコネクト、およびクラウドサービスの開発に携わる(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社の大橋史恭氏、坪井創吾氏、金子祐紀氏、小島政彦氏、高橋庸介氏を訊ね、いま同社が力を入れて開発に取り組むアプリとそのビジネスモデルを取材した。
■アプリの開発は「第2のフェーズ」に入った
東芝が「レグザAppsコネクト」のサービスを開始したのは2010年秋のことだ。当初リリースされたアプリ「RZタグラー」(関連ニュース)では、液晶テレビの“CELL REGZA”、並びにBDレコーダーの対応機種がリモコン操作できるようになる「タッチリモコン」や、録画した番組にチャプター情報やプレイリストを「タグ情報」として記録したデータを、クラウド上で共有できる「タグリストシェア」の機能などが利用できた。当時テレビメーカーがテレビ専用のアプリを自社で開発して提供するというアプローチは珍しく、以降も東芝はレグザAppsコネクト対応のアプリを精力的にリリースしながら、主にテレビの視聴・録画周辺の環境を充実させ、ユーザーとテレビの関係性を変えてきた。
現在はレグザAppsコネクトの利用状況や開発環境はどのように変化したのだろうか。企画開発担当の坪井氏に訊ねた。
「レグザAppsコネクトが立ち上がった当時は、実験的な取り組みも含めて面白そうなアプリは取りあえず作って出してみようというスタンスで開発に取り組んでいました。現在はアプリの開発段階は“第2のフェーズ”に入ったと捉えています。これまで提供してきたアプリから、ユーザーの使い方などを分析することで傾向が見えてきました。それらの中からユーザーの利用頻度が高い機能や、将来性が高そうな機能を選択・集中し、伸ばしていく段階に今はあります」(坪井氏)