家具として、AVラックとしてのこだわりを聞く
オンキヨーとMASTERWALのコラボで実現した“スタイリッシュなAVラック”「RITMO」とは?
■MASTERWALの家具、そしてウォールナットへのこだわり
MASTERWALは、50年以上続く岡山の箪笥メーカーがその技術を活かして立ち上げた家具ブランドで、今年で10周年を迎える。一貫してウォールナット材にこだわっていることが大きな特徴だ。徹底した品質管理と木材資源の保護のために、全ての製品を自社工場にて受注生産している
「MASTERWALのコンセプトは、“100年後のアンティーク”です。ウォールナットは使えば使うほど味が出てくる素材。世代を超えて使い続けられることでアンティークになっていく家具を作ることを目標にしています。ウォールナットといっても産地や水分量で様々な種類がありますが、当社では最高ランクのアメリカンブラックウォールナットを用いています」(永井さん)。
ウォールナットの使い方にもこだわりを持っているという。節の穴がある部分や白い部分は選別して用い、見た目の美しさを追求。また普通は表面に着色を行って色が変化しないようにするのだが、同社ではニスでの仕上げのみとすることで、使えば使うほど色が変化していくのを楽しめるようにしているのだという。永井氏は「私たちは家具メーカーですが、木材の性質や素材感を最大限生かすと言う点は、音の響きを大切にするオーディオの分野にも通じるところがあると考えています」と語っていた。
オンキヨーもパイオニアもスピーカー作りから始まったブランドであり、こうした素材へのこだわりには強い共感を覚えたと上田さんは語る。
ちなみにオンキヨーとMASTERWALとの出会いは、Bluetoothスピーカーのスタンドだったとのこと。展示用に木製のベースの作成を依頼したのが始まりだったという。以降、オンキヨーとMASTERWALでは度々コラボを行い、ショールームにはMASTERWAL製のDJブースや、ギタースタンドも展示されている。また、取材時点ではオーディオラックの試作モデルも展示されていた。
■ライフスタイルに溶け込んだホームシアターを実現するAVラック
RITMOのようなAVラックは、オンキヨーのAV製品やオーディオ機器の魅力をユーザーに伝え、実際に使ってもらう上でも重要だと上田氏は語る。
「これまでのオーディオ&ビジュアル・メーカーの発想だと、製品をご購入いただいた後のセッティングはお客様にお任せしてしまっていたのが現状だったと思います。RITMOのような製品があれば、“購入後もこんな風にかっこよく設置していただけます”という提案までできるようになるのです」(上田さん)。
MASTERWALも今回のコラボレーションには大きな手応えを感じているとのこと。今回のコラボでは、今後の製品展開に繋がる新しいアイデアも多く見つかったという。
「これまではデザイン性のあるAVラックというのは選択肢が少なかったと思いますが、RITMOをきっかけにお客様のニーズに応えながら、モデルも増やしていければと思います。音楽で生活が豊かになる提案を、これからもオンキヨーさんと続けていきたいですね」(永井さん)。
オンキヨーとMASTERWALは、映画と音楽をライフスタイルに馴染んだかたちで、かつ上質に楽しんでもらうためのコラボレーションを今後も模索していくという。
「スターウォーズのBDの発売日も迫ってきましたし、リビングでホームシアターを楽しみたいというニーズはさらに高まってくると思います。一方で、AVアンプやセンタースピーカーを設置できる環境をメーカー側がしっかりケアしていかなければ、せっかくの製品の魅力も伝わらないと思います。製品だけではない、リビングでホームシアターを快適に楽しめる環境作りにこれからも取り組んでいきたいです」(上田さん)
(構成:編集部 小澤貴信)
MASTERWALは、50年以上続く岡山の箪笥メーカーがその技術を活かして立ち上げた家具ブランドで、今年で10周年を迎える。一貫してウォールナット材にこだわっていることが大きな特徴だ。徹底した品質管理と木材資源の保護のために、全ての製品を自社工場にて受注生産している
「MASTERWALのコンセプトは、“100年後のアンティーク”です。ウォールナットは使えば使うほど味が出てくる素材。世代を超えて使い続けられることでアンティークになっていく家具を作ることを目標にしています。ウォールナットといっても産地や水分量で様々な種類がありますが、当社では最高ランクのアメリカンブラックウォールナットを用いています」(永井さん)。
ウォールナットの使い方にもこだわりを持っているという。節の穴がある部分や白い部分は選別して用い、見た目の美しさを追求。また普通は表面に着色を行って色が変化しないようにするのだが、同社ではニスでの仕上げのみとすることで、使えば使うほど色が変化していくのを楽しめるようにしているのだという。永井氏は「私たちは家具メーカーですが、木材の性質や素材感を最大限生かすと言う点は、音の響きを大切にするオーディオの分野にも通じるところがあると考えています」と語っていた。
オンキヨーもパイオニアもスピーカー作りから始まったブランドであり、こうした素材へのこだわりには強い共感を覚えたと上田さんは語る。
ちなみにオンキヨーとMASTERWALとの出会いは、Bluetoothスピーカーのスタンドだったとのこと。展示用に木製のベースの作成を依頼したのが始まりだったという。以降、オンキヨーとMASTERWALでは度々コラボを行い、ショールームにはMASTERWAL製のDJブースや、ギタースタンドも展示されている。また、取材時点ではオーディオラックの試作モデルも展示されていた。
■ライフスタイルに溶け込んだホームシアターを実現するAVラック
RITMOのようなAVラックは、オンキヨーのAV製品やオーディオ機器の魅力をユーザーに伝え、実際に使ってもらう上でも重要だと上田氏は語る。
「これまでのオーディオ&ビジュアル・メーカーの発想だと、製品をご購入いただいた後のセッティングはお客様にお任せしてしまっていたのが現状だったと思います。RITMOのような製品があれば、“購入後もこんな風にかっこよく設置していただけます”という提案までできるようになるのです」(上田さん)。
MASTERWALも今回のコラボレーションには大きな手応えを感じているとのこと。今回のコラボでは、今後の製品展開に繋がる新しいアイデアも多く見つかったという。
「これまではデザイン性のあるAVラックというのは選択肢が少なかったと思いますが、RITMOをきっかけにお客様のニーズに応えながら、モデルも増やしていければと思います。音楽で生活が豊かになる提案を、これからもオンキヨーさんと続けていきたいですね」(永井さん)。
オンキヨーとMASTERWALは、映画と音楽をライフスタイルに馴染んだかたちで、かつ上質に楽しんでもらうためのコラボレーションを今後も模索していくという。
「スターウォーズのBDの発売日も迫ってきましたし、リビングでホームシアターを楽しみたいというニーズはさらに高まってくると思います。一方で、AVアンプやセンタースピーカーを設置できる環境をメーカー側がしっかりケアしていかなければ、せっかくの製品の魅力も伝わらないと思います。製品だけではない、リビングでホームシアターを快適に楽しめる環境作りにこれからも取り組んでいきたいです」(上田さん)
(構成:編集部 小澤貴信)