HD動画撮影やPCM録音も可能
オリンパス、マイクロフォーサーズ準拠の“オリンパス・ペン”「E-P1」を発売
オリンパスイメージング(株)は、「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠したレンズ交換式デジタルカメラ“オリンパス・ペン”「E-P1」を7月3日から発売する。カラーバリエーションはシルバーとホワイトの2色が用意されており、価格は下記の通り。
・ボディ単体:¥OPEN(予想実売価格9万円前後)
・Mレンズキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6):¥OPEN(予想実売価格10万円前後)
・パンケーキセット(M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 +光学ビューファインダー):¥OPEN(予想実売価格11万円前後)
・ツインレンズキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 +M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 ):¥OPEN(予想実売価格13万円前後)
※ボディ単体のみは7月下旬からの発売
■高画質を犠牲にすることなく大幅な小型化を実現
本製品は、「マイクロフォーサーズシステム規格」(関連ニュース)に準拠し、HD動画撮影やリニアPCM録音にも対応したレンズ交換式デジタルカメラ。カメラ部有効画素数は約1,230万画素で、3.0V型ハイパークリスタル液晶を搭載し、HDMI端子も1基装備している。なお、記録媒体にはSD/SDHCカードを採用している。
「マイクロフォーサーズシステム規格」の採用により、クイックリターンミラーのない内部構造とすることで、同社の「E-420」と比較して、幅で約8.5mm、高さで約20mm、厚みで約18mmのサイズ縮小を実現。実体積比も「E-420」と比較して約58%に凝縮するなど、高画質を犠牲にすることなく、大幅な小型化を実現した。
1959年10月に発売され人気を集めたハーフサイズカメラ「オリンパス・ペン」の名称を引き継いだ機体のデザインには、上部と下部にアルミニウム、両サイドや背面にはステンレスを用いた金属外装を採用している。
本日開催された発表会で製品説明にあたった同社SLR事業本部 本部長の小川治男氏は「小さいだけでなく、デザインにもこだわった」とし、往年の「オリンパス・ペン」が醸し出していた高い質感、凝縮感を表現しながらも、懐古趣味ではなく、最先端を行くデジタルカメラであることが伝わるデザインを目指したと説明した。
撮像素子には、総画素数約1,310万画素の「4/3型 ハイスピードLive MOS センサー」を搭載。本体を小型化しながらも、「フォーサーズシステム規格」と同じサイズの撮像素子を搭載することに成功している。
また、新開発の画像処理エンジン「TruePic V」を搭載。レンズ性能を最大限に引き出し、よりクリアで解像感のある画像を得ることができるという。さらに、同エンジンにはディテールを損なわないよう配慮したノイズ低減処理技術も搭載されており、これにより、ISO6,400の高感度撮影も可能にしている。
動画撮影にも対応しており、16対9(1280×720 30fps)のハイビジョン画質と、標準の4対3(640×480 30fps)で撮影が可能。動画撮影中は、ボディ側に搭載された電子式手ブレ補正を使うことができるため、どのレンズを使ってもブレを抑えた動画撮影を楽しめる。
また、音声録音についてはリニアPCMを採用。カメラを使った静止画のアフレコも行える。
AF方式には、レンズを駆動させながら撮像センサー上のコントラスト値を検出し、そのピーク位置にレンズを動かすことでピントを合わせる「ハイスピードイメージャAF」を採用。コンパクトデジタルカメラと同様の使い勝手によるライブビュー撮影を可能にしている。
直感的な操作が可能な「ライブコントロール」機能も新たに採用。カメラの全ての操作ボタン、ダイヤルに対応したアイコンをライブビュー画面に表示し、メインダイヤルとサブダイヤルのみで、自然に流れるような操作感を実現している。
そのほか、同社のデジタル一眼レフカメラ「E-30」「E-620」などに搭載されている「アートフィルター」を本機にも搭載。色をカラフルに強調し、ポップアート感覚な作風に仕上げる「ポップアート」など、6種類のアートフィルターを使用できる。
さらに、本機ではRAWで撮ったデータを現像する際、アートフィルターの効果をかけた現像が可能になった。通常の撮影をした後、カメラ本体でさまざまなフィルター効果を楽しむことができる。
また、ライブビュー画面で選択した画面の縦横比を確認しながら撮影が可能な、マルチアスペクト機能を搭載。4対3を基本として、ワイド画面の16対9、中判カメラの6対6、そして35mm判カメラの3対2という4種類から、表現や目的に合わせて選択可能だ。
ボディ内手ぶれ補正機構のほか、ダストリダクションシステムとして「SSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)」を搭載。撮像センサーに付着したゴミを超音波振動ではじき飛ばして落とし、落としたゴミをダスト吸着部でキャッチする。
撮影モードには、最適な撮影モードを自動で設定する「iAUTO」を搭載。また、肌をなめらかに補正する「e ポートレート」モードも用意している。
そのほか、最大8人まで対応可能な顔検出機能と、同機能に連動し背景と顔の露出を最適にコントロールする「フェイス&バックコントロール」機能も搭載。また加速度センサーを内蔵しており、カメラの「あおり」と「水平傾き」に対応した2 方向の水準器を液晶へ表示させることなどもできる。
・ボディ単体:¥OPEN(予想実売価格9万円前後)
・Mレンズキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6):¥OPEN(予想実売価格10万円前後)
・パンケーキセット(M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 +光学ビューファインダー):¥OPEN(予想実売価格11万円前後)
・ツインレンズキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 +M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 ):¥OPEN(予想実売価格13万円前後)
※ボディ単体のみは7月下旬からの発売
■高画質を犠牲にすることなく大幅な小型化を実現
本製品は、「マイクロフォーサーズシステム規格」(関連ニュース)に準拠し、HD動画撮影やリニアPCM録音にも対応したレンズ交換式デジタルカメラ。カメラ部有効画素数は約1,230万画素で、3.0V型ハイパークリスタル液晶を搭載し、HDMI端子も1基装備している。なお、記録媒体にはSD/SDHCカードを採用している。
「マイクロフォーサーズシステム規格」の採用により、クイックリターンミラーのない内部構造とすることで、同社の「E-420」と比較して、幅で約8.5mm、高さで約20mm、厚みで約18mmのサイズ縮小を実現。実体積比も「E-420」と比較して約58%に凝縮するなど、高画質を犠牲にすることなく、大幅な小型化を実現した。
1959年10月に発売され人気を集めたハーフサイズカメラ「オリンパス・ペン」の名称を引き継いだ機体のデザインには、上部と下部にアルミニウム、両サイドや背面にはステンレスを用いた金属外装を採用している。
本日開催された発表会で製品説明にあたった同社SLR事業本部 本部長の小川治男氏は「小さいだけでなく、デザインにもこだわった」とし、往年の「オリンパス・ペン」が醸し出していた高い質感、凝縮感を表現しながらも、懐古趣味ではなく、最先端を行くデジタルカメラであることが伝わるデザインを目指したと説明した。
撮像素子には、総画素数約1,310万画素の「4/3型 ハイスピードLive MOS センサー」を搭載。本体を小型化しながらも、「フォーサーズシステム規格」と同じサイズの撮像素子を搭載することに成功している。
また、新開発の画像処理エンジン「TruePic V」を搭載。レンズ性能を最大限に引き出し、よりクリアで解像感のある画像を得ることができるという。さらに、同エンジンにはディテールを損なわないよう配慮したノイズ低減処理技術も搭載されており、これにより、ISO6,400の高感度撮影も可能にしている。
動画撮影にも対応しており、16対9(1280×720 30fps)のハイビジョン画質と、標準の4対3(640×480 30fps)で撮影が可能。動画撮影中は、ボディ側に搭載された電子式手ブレ補正を使うことができるため、どのレンズを使ってもブレを抑えた動画撮影を楽しめる。
また、音声録音についてはリニアPCMを採用。カメラを使った静止画のアフレコも行える。
AF方式には、レンズを駆動させながら撮像センサー上のコントラスト値を検出し、そのピーク位置にレンズを動かすことでピントを合わせる「ハイスピードイメージャAF」を採用。コンパクトデジタルカメラと同様の使い勝手によるライブビュー撮影を可能にしている。
直感的な操作が可能な「ライブコントロール」機能も新たに採用。カメラの全ての操作ボタン、ダイヤルに対応したアイコンをライブビュー画面に表示し、メインダイヤルとサブダイヤルのみで、自然に流れるような操作感を実現している。
そのほか、同社のデジタル一眼レフカメラ「E-30」「E-620」などに搭載されている「アートフィルター」を本機にも搭載。色をカラフルに強調し、ポップアート感覚な作風に仕上げる「ポップアート」など、6種類のアートフィルターを使用できる。
さらに、本機ではRAWで撮ったデータを現像する際、アートフィルターの効果をかけた現像が可能になった。通常の撮影をした後、カメラ本体でさまざまなフィルター効果を楽しむことができる。
また、ライブビュー画面で選択した画面の縦横比を確認しながら撮影が可能な、マルチアスペクト機能を搭載。4対3を基本として、ワイド画面の16対9、中判カメラの6対6、そして35mm判カメラの3対2という4種類から、表現や目的に合わせて選択可能だ。
ボディ内手ぶれ補正機構のほか、ダストリダクションシステムとして「SSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)」を搭載。撮像センサーに付着したゴミを超音波振動ではじき飛ばして落とし、落としたゴミをダスト吸着部でキャッチする。
撮影モードには、最適な撮影モードを自動で設定する「iAUTO」を搭載。また、肌をなめらかに補正する「e ポートレート」モードも用意している。
そのほか、最大8人まで対応可能な顔検出機能と、同機能に連動し背景と顔の露出を最適にコントロールする「フェイス&バックコントロール」機能も搭載。また加速度センサーを内蔵しており、カメラの「あおり」と「水平傾き」に対応した2 方向の水準器を液晶へ表示させることなどもできる。
次ページ発表会で明かされた市場動向 - 宮アあおいさんも登場
関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドOLYMPUS
- 型番E-P1
- 発売日2009年7月3日
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
●有効画素数:1230万画素 ●撮像素子:4/3型ハイスピードLive MOSセンサー ●モニター:3.0V型 ハイパークリスタル液晶 ●電源:リチウムイオン充電池 ●記録媒体:SD/SDHCカード ●外形寸法:120.5W×70.0H×35.0Dmm(突起部含まず) ●質量:約335g