速攻レポート
【レビュー】アダルト一点突破、月額590円の新SVOD「ゲオチャンネル」は使えるか?
家族や子供も使うSVODサービスでアダルトコンテンツを配信するには、注意しなければならない点が多く存在する。子供にはアダルトコンテンツを絶対に見せられないし、かと言って、それ目当ての大人は手軽に視聴できなければならない。二律背反を巧みに処理するユーザーインターフェースが求められる。また、大人向けコンテンツの視聴履歴が妻や子供にバレるということも避けなければならない。ゲオチャンネルは、そのあたりの配慮は行き届いているのだろうか。
なおゲオチャンネルのもう一つの大きな特徴として、SVODに加えてリアル店舗でのレンタルサービスも安価に利用できるオプションサービスが用意されていることがある。ゲオではこれを“ハイブリッドVOD”と呼んでいる。「店舗プラスコース」は月額1,180円(税抜)で、8万本見放題のベーシックコースに加え、ゲオショップの旧作DVD/Blu-rayを月20本まで借りられる。
この「オンライン+リアル店舗」というサービス形態も大変興味深いのだが、これを実際に体験して使用感をレビューするには少々時間が必要だ。後日機会を改めて紹介したい。
■ゲオチャンネルの利用方法
ゲオチャンネルの視聴には、専用アプリ「ゲオチャンネル」またはウェブブラウザを利用する。スマートフォン、タブレット、PCでのマルチデバイス視聴に対応しており、1つのアカウントにつき最大 5台までデバイスの登録が可能。スマートフォンにコンテンツをダウンロードして視聴することもできる。
なおdTVなど他のSVODサービスは、視聴機能を内蔵しているテレビが存在するが、ゲオチャンネルはサービス導入したばかりということもあり、この部分は未整備。ただしグーグルのChromecastを使用すれば、テレビに動画を「キャスト」して視聴することができる。画質はSD/HDの2種類で、HDは720pで提供される。