パイオニア・ヨーロッパ、第8世代PDPを発売 − 50/60V型フルHD、コントラスト比2万対1
パイオニアの欧州法人であるPIONEER EUROPEは、第8世代のプラズマテレビを順次発売すると発表した。開発には‘Project KURO’というプロジェクトネームが付けられているという。KUROはもちろん日本語の「黒」で、黒表現をさらに向上させようとの意気込みが伝わってくる。
パイオニアは今年1月のCESで、パネル、フィルター、画像処理の3点に大きな改良を加えた新プラズマテレビを今夏に発売するとしていた(関連ニュース)。中でもパネルは放電の仕組みそのものを見直して、最低輝度を従来比80%まで落とし、さらに黒表現力を高めると説明し、「今までに体感したことがないほど深い黒がさらに表現できるようになる」と米国法人の担当者が述べていた。
米国と欧州という場所の違いはあるものの、今回発表された欧州モデルは、この米国のモデルの特徴を多く備えていることは間違いないだろう。
■フルHDモデル
1,920×1,080画素のフルHDモデルは、50V型と60V型を発売。発売時期は9月を予定しており、価格や型番は公表されていない。ただし、サイトに置かれている写真のファイル名から、50V型は「PDP508」という型番になるのではないかと予想される。
それぞれ、「Digital Colour Filter III Plus」を装備しているものとしていないものが用意される。
コントラスト比は20,000対1。パネルの最低輝度を従来比80%に落とし、黒の表現力を高めている。フルHDモデルの全機種に、環境光に応じて輝度をコントロールする「Optimum Mode」が装備される。
■XGAモデル
HD解像度のモデルは6月から発売を開始する。サイズは50V型と42V型で、パネル解像度は50V型が1,365×768、42V型が1,024×768と、これまでの同社製品と同様となる。それぞれ、チューナーの種類や「Optimum Mode」の有無によって、3つのバリエーションが用意され、計6モデルが発売される。
(Phile-web編集部)
パイオニアは今年1月のCESで、パネル、フィルター、画像処理の3点に大きな改良を加えた新プラズマテレビを今夏に発売するとしていた(関連ニュース)。中でもパネルは放電の仕組みそのものを見直して、最低輝度を従来比80%まで落とし、さらに黒表現力を高めると説明し、「今までに体感したことがないほど深い黒がさらに表現できるようになる」と米国法人の担当者が述べていた。
米国と欧州という場所の違いはあるものの、今回発表された欧州モデルは、この米国のモデルの特徴を多く備えていることは間違いないだろう。
■フルHDモデル
1,920×1,080画素のフルHDモデルは、50V型と60V型を発売。発売時期は9月を予定しており、価格や型番は公表されていない。ただし、サイトに置かれている写真のファイル名から、50V型は「PDP508」という型番になるのではないかと予想される。
それぞれ、「Digital Colour Filter III Plus」を装備しているものとしていないものが用意される。
コントラスト比は20,000対1。パネルの最低輝度を従来比80%に落とし、黒の表現力を高めている。フルHDモデルの全機種に、環境光に応じて輝度をコントロールする「Optimum Mode」が装備される。
■XGAモデル
HD解像度のモデルは6月から発売を開始する。サイズは50V型と42V型で、パネル解像度は50V型が1,365×768、42V型が1,024×768と、これまでの同社製品と同様となる。それぞれ、チューナーの種類や「Optimum Mode」の有無によって、3つのバリエーションが用意され、計6モデルが発売される。
(Phile-web編集部)