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使い勝手などをチェック

ソニー、定額聴き放題音楽配信「Music Unlimited」説明会を開催 − 記者のファーストインプレッションも

公開日 2012/07/04 20:53 ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
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昨日7月3日からいよいよ日本国内でもサービスインしたソニーの定額音楽配信サービス「Music Unlimited」(関連ニュース)。メディア向けの体験会が本日開催された。体験会での同社による説明と、実際に記者がAndroidスマートフォンを中心に使ってみた使い勝手などのレポートをお届けしたい。

■マルチデバイスで使用可能 − スマホ/タブレットだけでなくAVアンプまで

「Music Unlimited」は、月額1,480円(税込)で約1,000万曲の音楽を聴き放題というサービス。配信コーデックとビットレートはHE-AACの48kbps。「モバイル環境でもダウンロードなどが快適にできるように配慮した」「エンジニアなどが試聴して、お客様にも一定のご満足をいただけるレベルだと判断した」という。

コンセプトは「音楽を、もっと自由に楽しもう」

サービスの利用イメージ

Android 2.1以降のスマートフォンやAndroid搭載ウォークマン、タブレット(Android 3.0以降)といったモバイル端末に加え、PS3とPS Vitaでも利用できる。

もちろんパソコンからも利用可能で、Windows(XP/Vista/7)とMac(OS 10.5以降)の両方に対応。ブラウザー経由でサービスを利用する。

また、ネットワーク対応の液晶テレビ“BRAVIA”(2010年以降に発売のモデル)、BDプレーヤー「BDP-S380」「BDP-S480」、AVアンプ「TA-DA5700ES」でも7月中旬以降に対応予定。これら以外の製品の対応については「ファームウェアアップデートだけで対応できる/できないといった技術的問題もあり、現状で答えられない」とのことだった。

BRAVIA/BDプレーヤー/AVアンプでのUI

そのほか、iPhoneとiPod touchにも7月中旬以降に対応予定。iOS 4.3以上に対応するアプリを近日中に提供する予定だ。

対応端末一覧

マルチデバイス対応の本サービスだが、同時に楽曲を再生できるのは1アカウント1端末のみ。複数の端末でストリーミング再生しようとした場合、後から再生した端末からの命令が優先され、それまで再生していた端末は楽曲再生が停止する。ただし後述するオフライン再生を利用すれば複数端末での同時再生もできる。オフライン再生端末としては1アカウント3台まで登録できる。

端末ごとに対応機能が若干異なっている

なお、パソコンではFlashベースのサービスであり、iOS端末がFlash非対応である(さらにAndroidでも将来的にFlash非対応になる)ことを受けて、iPhone切り捨てであるとの声もネットの一部に散見されるが、基本的にスマホ/タブレットではアプリ経由で使用することになり、上記のようにiOSアプリも提供予定であることを念のため書き添えておきたい。

サービスの利用にはSEN(Sony Entertainment Network)のIDとキャッシュカード登録が必要。初回利用時は30日間無料で試用できる。キャッシュカード以外の支払い方法については「具体的に申し上げられることはないがもちろん検討していく」とのことだった。なお、登録やログインを行わなくとも30秒の試聴などは可能だ。

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