クアッドドライバーの実力を検証
【レビュー】Ultimate Earsの新フラグシップイヤホン「UE900」を聴く
Ulitimate Earsのイヤホン「UE900」(関連ニュース)は、同ブランドの新しいフラグシップとなるカナル型ヘッドホンだ。これまでの同ブランドの最上位モデル「TripleFi 10」が高評価を得ていたこともあり、大きな期待が寄せられる注目モデルである。この「UE900」について、同価格帯のモデルと比較しつつ、試聴レビューを行った。
■「UE900」と「TripleFi10」のスペックを比較
本機の大きな特徴は、BAドライバーを4基搭載したクアッドドライバーの採用だ。構成は低域用に2基、中域用に1基、高域用に1基となる。従来モデル「TripleFi 10」が高域用1基、中低域用2基の3ドライバー構成だったのに比べると、大幅な変更が加えられたことになる。
ボディ形状も大幅に変更された。基調とするカラーは同じブルーながら、従来のガンメタルブルーから、深みのある青となった。また「UE900」をひと目見て印象に残るのが、新たに採用された編み上げタイプのケーブルだ。こちらは従来機と同様に着脱可能となっており、ブラック色の通常ケーブルと、ブルー色のリモコンマイク付きケーブルの2本が同梱されている。
UE900とTripleFi 10のスペックを比較してみよう。入力感度とインピーダンスは、UE900が101dB/mWと30Ω、TripleFi 10が117dB/mW と32Ωとなっている。周波数特性はUE900が20Hz〜20kHz、TripleFi 10の10kHz〜17kHzとなっており、低域のに関しては従来モデルの方が、あくまでスペックの数値上では伸びている。ケーブルを含んだ本体質量はUE900が16g(通常ケーブル時)で、TripleFi 10の17gと比べ、わずかに軽くなっている。
■装着感と遮音性を確認
実際に装着してみると、ケーブルが軽くて取り回しが良いので、耳かけタイプながら装着時の煩わしさをそれほど感じない。記者のようにメガネをかけている人間にとっては、ケーブルが細めなのもうれしい。ボディ部のおしり(UEのロゴが入っている面)が平らになっているため、装着した際の耳への収まり具合も良い。
イヤーチップは、ソフトイヤーチップがXXS、XS、S、M、Lの5サイズ、COMPLY製の低反発ポリウレタンフォームチップがS、M、Lの3サイズ同梱されている。ソフトイヤーチップを装着して京浜東北線の電車内でも試聴してみたが、遮音性がかなり高く、騒音の大きいところでも音楽に集中できた。最大26dBの遮音性というスペック値も頷ける。
■「UE900」と「TripleFi10」のスペックを比較
本機の大きな特徴は、BAドライバーを4基搭載したクアッドドライバーの採用だ。構成は低域用に2基、中域用に1基、高域用に1基となる。従来モデル「TripleFi 10」が高域用1基、中低域用2基の3ドライバー構成だったのに比べると、大幅な変更が加えられたことになる。
ボディ形状も大幅に変更された。基調とするカラーは同じブルーながら、従来のガンメタルブルーから、深みのある青となった。また「UE900」をひと目見て印象に残るのが、新たに採用された編み上げタイプのケーブルだ。こちらは従来機と同様に着脱可能となっており、ブラック色の通常ケーブルと、ブルー色のリモコンマイク付きケーブルの2本が同梱されている。
UE900とTripleFi 10のスペックを比較してみよう。入力感度とインピーダンスは、UE900が101dB/mWと30Ω、TripleFi 10が117dB/mW と32Ωとなっている。周波数特性はUE900が20Hz〜20kHz、TripleFi 10の10kHz〜17kHzとなっており、低域のに関しては従来モデルの方が、あくまでスペックの数値上では伸びている。ケーブルを含んだ本体質量はUE900が16g(通常ケーブル時)で、TripleFi 10の17gと比べ、わずかに軽くなっている。
■装着感と遮音性を確認
実際に装着してみると、ケーブルが軽くて取り回しが良いので、耳かけタイプながら装着時の煩わしさをそれほど感じない。記者のようにメガネをかけている人間にとっては、ケーブルが細めなのもうれしい。ボディ部のおしり(UEのロゴが入っている面)が平らになっているため、装着した際の耳への収まり具合も良い。
イヤーチップは、ソフトイヤーチップがXXS、XS、S、M、Lの5サイズ、COMPLY製の低反発ポリウレタンフォームチップがS、M、Lの3サイズ同梱されている。ソフトイヤーチップを装着して京浜東北線の電車内でも試聴してみたが、遮音性がかなり高く、騒音の大きいところでも音楽に集中できた。最大26dBの遮音性というスペック値も頷ける。
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