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使ってわかったパナソニック「レイアウトフリーテレビ」の魅力!「テレビの常識を変える革新的な発明だ」
無線伝送について、パナソニックには “プライベート・ビエラ” の開発により積み重ねてきた潤沢なノウハウがある。LF1は4K対応のテレビなので、4K衛星放送も見られるように、大容量の4K映像信号を扱う必要があった。そこでパナソニックはブルーレイディスクレコーダーのディーガシリーズの開発により培った、4K映像信号の高画質圧縮技術をLF1に応用した。チューナーの側で受信した4K放送をエンコードしてワイヤレスでテレビに送り届けるのだ。
デジタル無線信号の伝送方式は電波干渉が発生しづらい5GHz帯とした。パナソニックは4Kワイヤレス伝送の電波が受信できる範囲を広く確保することにも腐心した。開発の過程ではパナソニックグループの住宅部門であるパナソニック ホームズとも連携を図りながら、マンション、戸建ての住宅などで使われることを想定したシミュレーションを繰り返してきた。
部屋のレイアウトやその他の環境によっても差は出るものとは思うが、試験の結果、1LDK/約48平米のマンションや、1フロアが110平米前後の2階建ての戸建て住宅、いずれも重量鉄骨構造の建物でも「途切れない4Kワイヤレス伝送」が確認できたという。
LF1には4K放送対応のチューナーと、デジタル放送の2番組同時裏録ができる2TBのHDDビデオ録画機能が内蔵されている。ここでもまたディーガシリーズで確立した、4K放送番組の画質を落とさずに長時間録画するための技術が盛り込まれている。
チューナーからテレビへ、ワイヤレスで飛ばせるコンテンツは4K放送を含むテレビ番組の生放送とHDDに撮りためた録画番組だ。その他のUHDブルーレイディスクの視聴やゲームを楽しむ時には、プレーヤーやゲーム機は(チューナー部ではなく)テレビ側にHDMIケーブルで接続する。LF1のテレビ背面は、接続端子がむき出しにならないように使わない時はカバーを付けて端子部が隠せる。このあたりの細やかな気配りがパナソニックらしい。
■体験してわかったレイアウトフリーテレビの魅力
筆者は今回、パナソニックの展示スペースでLF1を体験した。いまわが家ではテレビをオーソドックスにラックの上に設置している。テレビはダイニングテーブルから一番見やすい場所に置いているが、キッチンで料理のしたくや片付けものなどをしていると、カウンターキッチンの壁にテレビの画面が隠れて見づらくなってしまう。パナソニックのレイアウトフリーテレビならば、テレビの置き場所や画面の向きが視聴位置から最も見やすくなるよう自在に変えられるのがとても便利だと思う。
引っ越しを経験した方は、リビングやダイニングに置く家具を決める時に、まずは多くの場合テレビの場所を確定させてから、その他の家具の置き場所を考えるはずだ。レイアウトフリーテレビがあれば、従来テレビを置いていた部屋の壁面側に絵を飾ったり、コーナーのスペースを有効に使って収納家具なども置けるだろう。
テレビの電源を確保できるコンセントさえあれば、部屋と部屋のあいだでレイアウトフリーテレビを自由に移動しながら見ることもできる。夕食後に家族が集まるリビングルームでアニメや映画を見て、子どもが寝た後は親が寝室にテレビを移動させて、瞑想の動画を見ながら良い眠りに就くなんてことも可能になる。晴れた温かい日にはベランダ近くにテレビを移動させて、スポーツ番組を視聴しながらビールを一杯という楽しみ方も贅沢だ。
ほかにもキッチンの近くにテレビを寄せて料理のレシピ動画を参照したり、パソコンにつないで在宅ワークのテレビ会議用モニターとして活用してもいい。
■明るい部屋でもしっかり高画質
LF1の映像も体験した。本機にもビエラ独自の高画質化技術であるヘキサクロマドライブやHDR映像の色彩感を引き立たせるトーンマッピング、画面をエリア単位に分割して細密にコントラストを調整する機能などが充実している。
視聴は明るい室内で行ったが、オートAI画質のアルゴリズムにより、映画やドラマの番組はメリハリの効いた立体的な映像を楽しむことができた。