【MWC2014】ソニーモバイル開発者に聞く「Xperia Z2」はここがすごい！

トリック撮影系のアプリについては、プロセッサーパワーが上がったことでハイフレームレート記録が楽しめる「Timeshift video」も追加されている。撮った動画は本体の画面でスローモーション再生が行えるほか、シークバー上で任意の範囲を選んでスローモーション再生できるのも、5.2インチの大画面との組み合わせだからこそ楽しめるユニークな機能だ。

恐竜や深海魚などのCGキャラクターを写真に写し込んで楽しめる「ARエフェクト」は、Z2から動画撮影時にも対応するようになり、恐竜の鳴き声など音声も同時に記録できる。ARエフェクトはインカメラでも使えるので、スパイスの効いた自分撮りも楽しみたい。

Z2ではZ1以降に開発された新しいトリック撮影アプリが複数搭載されている。ソニーとしては、いずれも当面はZ2だけで使えるプレミアムアプリとして訴求する考えで、Z1やZ1 fに機能アップデートで追加していく予定は今のところないという。


■明るさ・色の鮮やかさが増した「Live Colour LED」

「Xperia史上、最も鮮やかなディスプレイ」を謳う、Z2の5.2インチディスプレイには、新しいバックライト技術である「Live Colour LED」が採用されている。

従来のZ1にも鮮やかな色再現を特徴とする「トリルミナスディスプレイ for mobile」が搭載されていたが、Z2ではLEDパネルの構造そのものを大きく変えている。その中核となる技術が「Live Colour LED」だ。Z2のディスプレイ技術の詳細については、同社でディスプレイ開発を統括する八木貴郎氏に説明していただいた。