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【MWC2014】ソニーモバイル開発者に聞く「Xperia Z2」はここがすごい!

公開日 2014/02/28 11:12 山本 敦
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ハイレゾファイルのデコード出力は、プリインされているミュージックプレーヤーアプリ「WALKMAN」で再生した時のみ有効になる。内蔵メモリーだけでなくmicroSDカードに保存したハイレゾファイルも再生できるので、容量の大きなハイレゾファイルを持ち歩く際には心強い仕様だ。

USBホストケーブルを介して接続する

音楽設定から「Hi-res Audio via USB」を選択すればUSBデジタル出力が可能になる

なおポタアンなどUSB-DAC内蔵の外部機器には、XperiaからUSBホストケーブルを介し、通常のUSBケーブルを使って接続するスタイルとなる。

スマートフォンとしてのモビリティを活かしながら"いい音”を楽しむための機能として、Z2から「デジタルノイズキャンセリング機能」が新しく追加された。

デジタルNCに対応するイヤホン「MDR-NC31EM」

本体にNC用マイクを内蔵したカナル型イヤホン「MDR-NC31EM」との組み合わせによって実現したもの。イヤホンのスペックは"ウォークマン”の「F880シリーズ」に同梱されているものと同じで、NC性能についても同様に約98%の外部騒音をカットすることができる。

アクセサリーとして発売されるステレオマイク「STM10」

ピンジャックに接続するアクセサリーをNCイヤホンとステレオマイクから選択する画面

専用アクセサリーのステレオマイク「STM10」も発売される(関連ニュース)。ソニーの"ミュージックビデオカムコーダー”「HDR-MW1」にも搭載された高音質マイク技術を応用したもので、本体の3.5mmピンジャックに装着して使用する。本機の開発意図について田原氏は「内蔵マイクで録音すると音質が悪いという声をいただいていた。できる限り良い音で録音を楽しみたいユーザーに提供したいと考えている。海外では野外フェスなどコンサート会場での撮影が許可されている場合も多いので、コンサートを撮影した高音質動画をオンラインで共有するといったこともできる。Z2は4K録画もできるので、高品位な映像と音を同時に記録したい方にオススメのアクセサリーだ」と語る。ヨーロッパでの販売価格は39ユーロを想定している。

ソニーの音響信号処理技術を組み合わせて、ヘッドホン・イヤホンリスニング時にベストの音質を提供することをコンセプトに設けられた音質設定機能「ClearAudio+」は、Z2から"味付け”が変わっている。


再生中にClearAudio+のON/OFFが選べるようになった

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